
- 愛車を守るカーポートは設置したいけれど、住宅のデザインを損ないたくない!
- 機能性だけでなく、デザインにもこだわりたい!
- 主要メーカーの高級カーポート選びについて重要なポイントってあるの?
「愛車を雨や紫外線から守りたい。でも、家の外観に合わない無骨なカーポートは避けたい…」
このようにお考えではありませんか?
ワンランク上のエクステリアを目指す方にとって、「高級カーポート」は最適な選択肢です。
洗練されたデザインの高級カーポートは、住宅の外観を格上げし、暮らしの満足度を向上させます。
そこで本記事では、デザイン性・機能性・耐久性に優れた主要メーカーの高級カーポートを、業界歴25年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが徹底解説していきます。
この記事を読むことで、LIXIL(リクシル)、三協(三協アルミ)、YKKap(ワイケーケーエーピー)といった主要メーカーの高級モデルのメリット・デメリットや費用相場を把握でき、ご自宅に最適なカーポート選びの重要なポイントがわかります。
高級カーポート比較表【メーカー別】
高級カーポート選びを始めたばかりだと、「どこのメーカーがどんなカーポートを出しているんだろう?」と、全体像を知りたくなりますよね。
そこで今回は、特にデザインのセンスが良くて機能性も抜群と評判の、主要メーカーの高級カーポートを厳選し、その魅力を一覧でサクッと比較できるようにまとめました。
ご自宅の個性やこだわりポイントに合わせて、最高のカーポートを見つけるヒントにしてもらえたら嬉しいです。
| メーカー | モデル名 | 主な特徴 | デザイン性 | 機能性 |
| LIXIL | カーポートSC | 業界初のオールアルミ製でスリムな屋根 | ★★★★★ | ★★★★ |
| 三協 | ビームス | 極太の梁と洗練されたフレームデザイン | ★★★★ | ★★★★★ |
| YKKap | ルシアスカーポート | 意匠性の高い木目調パーツを採用 | ★★★★ | ★★★★ |
LIXIL(リクシル)|カーポートSC

LIXILのカーポートSCは、「ノイズレス」という考え方に基づき、徹底的にデザインを追求した高級モデルです。
ポリカーボネート屋根を排し、アルミ屋根を屋根枠と一体化させることで、わずか1.8mmという薄さを実現しました。
ミニマルでモダンな外観は、住宅の美観を損なわず、むしろ引き立てる洗練された意匠性を持ちます。
特にモダンな住宅や、デザイン性の高さを最優先する方におすすめです。
カーポートSCの評判を知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

メリット
極限までスリムなデザイン: 屋根厚1.8mmで、住宅に溶け込むシンプルさ。
アルミ屋根の遮光性: 紫外線だけでなく熱線も大幅カットし、車内温度の上昇を抑制。
高い耐候性・耐久性: アルミ製のため、紫外線による劣化や色褪せの心配が少ない。
デメリット
採光性が低い: アルミ屋根のため、ポリカーボネート屋根と異なり光を通さない。
設置環境を選ぶ: 周囲に光が全くないため、設置場所によっては暗さが強調される場合がある。
価格帯が高い: その高いデザイン性と技術力により、他のモデルより高価になる傾向がある。
費用
一般的なカーポート2台用サイズでカタログ本体価格1,205,600円~
商品価格+工事費で約95万円~となります。
カーポートSCの価格についてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

三協アルミ|ビームス

三協アルミのビームスは、高強度と洗練されたフルフラットデザインを両立させています。
重厚感のあるフレームデザインは、高級感あふれるモダンな外観を演出します。
梁のないすっきりとした天井は折板屋根でありながら、梁をなくしたクリアな天井空間を実現しています。
特に大きな住宅や、存在感のあるカーポートを求める方に向いています。
ビームスの評判を知りたい方は、下記の記事もぜひご覧ください。

メリット
高意匠・フルフラットデザイン: 梁のない天井とフルフラットな屋根が折板カーポートの無骨さを解消。
豊富なオプションと応用力: アプローチやテラスのマルチルーフとしても活用でき、敷地対応力も高い。
高水準の基準風速: 強風や積雪に強い高水準の耐久性で愛車を守ります。
デメリット
柱が太く場所を取る: 極太のフレームにより、圧迫感を感じる場合がある。
設置場所の制約: 敷地形状によっては、その大きさが制約となる場合がある。
価格帯が高い: 上位モデルのため、通常のカーポートに比べると高額になる。
費用
一般的なカーポート2台用サイズでカタログ本体価格874,000円~+屋根材価格342,400円~
商品価格+工事費で約102万円~となります。
YKKap|ルシアスカーポート

YKKapのルシアスカーポートは、意匠性の高い木目調のアクセントパーツを積極的に採用している点が最大の特徴です。
柱や屋根枠の一部に温かみのある木目調を施すことで、モダンなデザインの中に、ナチュラルで優しい雰囲気をプラスします。
外壁や玄関まわりに木目調を使用している住宅と特に相性が良く、トータルコーディネートによりワンランク上のおしゃれな外構を実現したい方に最適です。
メリット
木目調で意匠性を向上: 木目パーツにより、住宅外観との調和が容易。
豊富なカラーバリエーション: 木目調とアルミカラーの組み合わせで選択肢が広い。
住宅建材との連携: 玄関ドアやフェンスなど、YKKapの他製品と統一感を持たせやすい。
デメリット
木目調の経年変化: アルミ製品ですが、木目調パーツの色味の経年変化は考慮が必要。
デザインが個性的: 他のカーポートに比べてデザインが個性的で、好みが分かれる場合がある。
価格帯が高い: 装飾的な木目調パーツの分、コストが上乗せされる傾向にある。
費用
一般的なカーポート2台用サイズでカタログ本体価格1,313,500円~
商品価格+工事費で約1112万円~となります。
| 商品 | ![]() カーポートSC | ![]() ビームス | ![]() ルシアスカーポート |
| メーカー | LIXIL | 三協アルミ | YKKap |
| コンセプト | ノイズレスな究極のアルミデザイン | 高強度と洗練されたフルフラットデザイン | 木目調パーツで意匠性と調和を両立 |
| メリット | ・スリムデザイン ・アルミ屋根の遮光性 ・高い遮熱性・耐候性 | ・フルフラットデザイン ・オプションと応用力 ・高水準の基準風速 | ・木目調で意匠性 ・豊富なカラー ・住宅建材との連携 |
| デメリット | ・採光性が低い ・設置環境を選ぶ ・価格帯が高い | ・柱が太く場所を取る ・設置場所の制約 ・価格帯が高い | ・木目調の経年変化 ・デザインが個性的 ・価格帯が高い |
| 商品価格+工事費 | 約95万円~ | 約102万円~ | 約112万円~ |
| テイスト | ミニマル モダン | 重厚なデザイン 大型住宅 | ナチュラルモダン 和モダン |
高級カーポート選びの重要ポイント
高級カーポート選びでは、もちろんデザイン性は大切ですが、設置後の使いやすさやご自宅との美しい調和といった機能的な側面も、同じくらい重要になります。
お客様が「これを選んでよかった」と心から思えるよう、外構のプロとして最も重要だと考えるポイントを解説します。
これらのポイントを押さえていただければ、単に高価なだけでなく、ご自宅にとって本当に最適なカーポートを見つけることができるはずです。

柱の支持方法で決まる駐車のしやすさ
カーポートの使いやすさは、柱の支持方法によって大きく変わってきます。
駐車スペースの広さ、毎日の車の出し入れのしやすさ、そして運転の慣れなどを考慮して、最適な構造を選ぶことが大切です。
柱への接触リスクを最小限に抑えられる構造を選んでおくことが、長く安心してお使いいただくための秘訣となります。
![]() 片側支持タイプ | ![]() 後方支持タイプ | ![]() 両柱支持タイプ | |
|---|---|---|---|
| 柱の位置 | 片側の柱で支える | 奥側の柱で支える | 両側の柱で支える |
| 特徴 | 費用を抑えやすい | 前方に柱がない | 強度の高い構造 |
| メリット | 柱の反対側から車の乗り降りがしやすい | 柱を避ける必要がなく、駐車・乗降がスムーズ | 悪天候に強く、安心感が高い |
| デメリット | 屋根の先端が揺れやすい 広い間口は確保できない | 基礎工事が大きい 豪雪地域では対応不可 | 両側の柱が駐車やドアの開閉時に邪魔になる |
片側支持タイプ

最も一般的な構造で、屋根を片側の柱だけで支えます。
柱が1列なので、駐車スペースへの出入りがしやすく、コストパフォーマンスの良いカーポートです。
屋根の先端が揺れやすい傾向があるため、強風対策としてサポート柱がオプションで用意されていることがあります。
また、 広い間口の確保には限界があるので、並列駐車する場合には2台設置するなどの工夫が必要です。
後方支持タイプ

屋根を駐車場の奥側(建物側)の柱だけで支える構造です。
前方に柱がないため、車の出し入れやドアの開閉が非常にスムーズで、駐車時・乗降時のストレスが軽減されます。
柱が2本で全体を支えるため、基礎工事が大きくなるため、後付け工事にはおすすめできません。
また、耐積雪量が限られているため、 豪雪地域では対応できない場合があります。
両側支持タイプ

屋根を両側の柱で支える構造で、最も強度の高い構造です。
選択できるデザインやサイズ、機能の幅が広く、 梁や柱の位置を動線に合わせて調整できる商品もあります。
上記の2タイプとは違い、柱が駐車スペースの両側にあるため、車の出し入れや乗り降りの際に柱を避ける必要が出てきます。
住宅と調和させるデザイン・カラーの選び方
カーポートは外まわりの中でも存在感があるため、お家との調和が何よりも大切になります。
もし色や素材の選び方を間違えると、せっかくの高級モデルも浮いた印象になり、かえってもったいないことになりかねません。
そこで今回は、プロの視点から、ご自宅とカーポートが美しく馴染むためのカラーコーディネートの秘訣をお伝えしますね。
外壁色と同系色

カーポートを目立たせず、お家に自然に馴染ませたい時に試していただきたい方法です。
外壁の色調に合わせたグレーやオフホワイト、ダークブラウンなどを選ぶと、全体に統一感が生まれ、落ち着いた美しい印象になります。
窓枠・サッシの色

ご自宅の窓枠やサッシの色にカーポートの色を合わせるのも効果的です。
ブラック、プラチナステン、シャイングレーといったアルミ色を選ぶと、カーポートが引き締まった印象となり、外観全体に美しいまとまりが生まれます。
木目調の活用

木目調が特徴的なルシアスカーポートのように、アクセントとして木目調を取り入れるのもおすすめです。
外構に温かみと高級感が加わり、植栽との相性も抜群です。
玄関ドアやフェンスに木目調が使われている場合は、色味を揃えることが美しく見せる重要なポイントとなります。
費用相場と見積もり比較のコツ
高級カーポートは、一般的なものと比べて本体価格が上がるため、「結局いくらになるのか」「提示された見積もりが適正なのか」を判断することは非常に大切です。
そこで、ここでは高級カーポートの具体的な費用相場をお伝えするとともに、外構専門店からの見積もりを比較検討する際の重要なチェックポイントを解説していきます。
高級カーポートの費用相場(本体価格+工事費の目安)
高級カーポートの価格は、製品のグレード、サイズ(台数)、デザイン性、そして設置する環境によって大きく変動します。
特に、前述のLIXIL カーポートSCなどのハイデザインモデルは、通常のカーポートに比べて高い傾向にあります。
以下の相場は、本体価格と標準的な設置工事費を含めた総額の目安として参考にしてください。
この相場はあくまで目安であり、詳細な費用は現地調査後に確定します。
| 台数 | 相場価格帯の目安(税込) |
| 1台用 | 40万円〜200万円 |
| 2台用 | 80万円〜300万円 |
| 3台以上 | 100万円〜400万円 |
見積もり比較で見るべき重要項目
複数の業者から見積もりを取ることは、適正な価格で高品質な施工を受けるために不可欠です。
しかし、単に価格の安さだけで判断するのは危険です。
以下のポイントを比較することで、見積もりの内容の透明性や、業者ごとの提案力、技術力の差を見抜くことができます。
品名と仕様: 依頼通りの製品・オプションが記載されているか確認する
まずは提示されたモデルが希望の高級カーポートモデルであるかを明確に確認しましょう。
メーカー名、製品名、型番、サイズ、オプション(例:照明、サイドパネル)が全て具体的に記載されているか詳細内容の確認が重要となります。
本体価格: 値引き率だけでなく、最終的な金額で比較する
値引き率が高くても、元の定価設定が高ければ最終的な支払額は高くなる場合があります。
「定価」と「販売価格(値引き後の本体価格)」の両方を確認し、総額で比較検討することが大切なポイントとなります。
工事費(施工費): 基礎工事や斫り工事費が含まれているか確認する
設置には、柱を立てる基礎工事や、既存のコンクリートを壊す斫り(はつり)工事が必要な場合があり、これらが別途費用となることがあります。
標準工事費の他に、付帯工事費や残土処理費などが明記されているか確認してください。これらの費用が含まれていないと、後から追加で請求されるリスクがあります。
保証内容: 業者独自の保証やメーカー保証について確認する
設置後の万が一の不具合や、自然災害による破損への対応を確認しましょう。
メーカー保証の期間と、施工業者独自の工事保証期間の両方を確認し、保証範囲を理解しておくことが大切です。
高級カーポートのあるおしゃれな外構施工事例集
高級カーポートは、単なる駐車スペースの屋根ではなく、住宅の「顔」となる外構デザインの一部です。
実際にどのような仕上がりになるのかを知るために、ライフ・ランドが手がけた高級カーポートの施工事例を参考にしてください。
岡崎市の施工例【岡崎市の外構工事施工例|デザイン賞受賞カーポートを設置したモダン外構】

デザイン賞4冠を達成したデザイン性の高いカーポート「カーポートSC」を設置したモダン外構です。
住宅と美しく調和するカーポートを目指したシンプルな美しさのあるカーポートを設置した岡崎市の新築外構(エクステリア)の施工事例をご紹介します。
| 施工場所 | 愛知県岡崎市 |
|---|---|
| 外構タイプ | 新築外構 |
| 外構テイスト | モダン外構 |
| 工事箇所 | 機能門柱、アプローチ、カーポート、ウッドデッキ、立水栓、目隠しフェンス、外周フェンス |
| 使用材料 | 機能門柱:YKK AP カスタマイズ ポストユニット モダン12 カーポート:LIXIL カーポートSC2台用60-50型 ウッドデッキ:三協アルミ ひとと木2+ローデッキ 立水栓:OnlyOne アルミ立水栓Lite 目隠しフェンス:LIXIL フェンスAB YL2型H=800 外周フェンス:LIXIL アルメッシュフェンス1型H=800 ピンコロ:ユニソン ピンコロ90 洗出し仕上げ 他 |
| 工事費用 | 約370万円 |

安城市の施工例【カーポートSCの木目調がおしゃれな施工例|広々とした芝生のお庭がある安城市外構】

カーポートSCの木目調がおしゃれな施工例です。
シンプルなデザインながら、ポスト・宅配ボックスが一体となった機能門柱を設置した安城市の新築外構(エクステリア)の施工事例をご紹介します。
| 施工場所 | 愛知県安城市 |
|---|---|
| 外構タイプ | 新築外構 |
| 外構テイスト | モダン外構 |
| 工事箇所 | 機能門柱、駐車場、カーポート、カーゲート、目隠しフェンス、外周フェンス、ウッドデッキ、物置、芝生 |
| 使用材料 | 機能門柱:ユニソン ヴィコDB門柱スタンド カーポート:LIXIL カーポートSC 2台用60-57型 カーゲート:LIXIL ワイドオーバードアS1型60-10・ハイルーフ 目隠しフェンス:LIXIL フェンスAB YS3型H=1000 外周フェンス:LIXIL アルメッシュフェンス1型H=800 ウッドデッキ:B-Life.s れい樹 物置:イナバ物置 FW-15K+2218S 舗装材:TOYO プラーガボーダー 植栽:常緑ヤマボウシ、下草 芝生 グリ石 他 |
| 工事費用 | 約約625万円 |








