- カーポートSC2台用を設置するのにいくら必要?
- 少しでも安くカーポートSC2台用を設置するコツはある?
- メリット・デメリットをきちんと知っておきたい!
LIXIL(リクシル)の大人気カーポートのひとつがカーポートSC2台用。
設置を検討するときに気になるのは、やはり価格や工事費などといったお金のことです。
この記事では、カーポートSC2台用の価格・工事費について業界歴25年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが徹底解説しています。
さらに、カーポートSC2台用のメリット・デメリットや価格・工事費を安く抑えるコツもお話していますので、ぜひ参考にしてください。
カーポートSCの価格・工事費用を台数別に知りたい方は以下の記事で解説しています。
カーポートSC2台用の価格・工事費用
カーポートSC 2台用(4本柱) | ネスカF 2台用 | |
メーカー | LIXIL(リクシル) | LIXIL(リクシル) |
サイズ | 5,404×5,000(㎜) | 5,417×5,002(㎜) |
柱長さ | H22 | H22 |
柱支持 | 両側支持 | 両側支持 |
屋根材 | アルミ | ポリカーボネート |
色 | アルミ色 | アルミ色 |
カタログ価格(税抜) | 1,205,600円~ | 660,700円~ |
商品価格+工事費(税抜) | 約77万~97万円 | 約36万~41万円 |
カーポートSC2台用を検討するときに、やはり値段が気になる方が多いと思います。
正直なところ、カーポートSCシリーズは一般的なポリカーボネート製屋根のカーポートよりも、少し高めの価格設定になっています。
それでは、カーポートSC2台用の具体的な価格について説明します。
カーポートSC2台用のリクシルのカタログ価格
カーポートSC2台用の参考カタログ価格は、以下の通りです。※税抜き価格
【カーポートSC・2台用の参考カタログ価格】(2023年10月現在)
サイズ(W×L) | カーポートSC 2台用 |
---|---|
4,808㎜×5,000㎜ | 1,109,600円~ |
5,404㎜×5,000㎜ | 1,205,600円~ |
5,999㎜×5,000㎜ | 1,317,100円~ |
4,808㎜×5,700㎜ | 1,296,600円~ |
5,404㎜×5,700㎜ | 1,417,400円~ |
5,999㎜×5,700㎜ | 1,553,700円~ |
例えば、同じくLIXL(リクシル)の2台用カーポートとして「ネスカF」があります。カーポートSC同様にフラット屋根の商品ですが、屋根材は一般的なポリカーボネート製となっています。
こちらの商品が間口幅5,417㎜×奥行5,002㎜(柱H22)サイズのもので、カタログ参考価格税抜660,700円~(2023年10月現在)で販売されています。
単純にネスカFとカーポートSCの商品価格のみを比べると、やはりカーポートSCは高く感じてしまいますが、何を重視してカーポートを選択するかにもよって、その価格差の印象は変わってきそうです。
また、上記の価格はあくまで参考価格であり、敷地条件やオプションの有無によっても金額は変わってきますので注意してください。
カーポートSC2台用の工事費
カーポート工事の場合、単純にその商品価格だけを比較して終わりではありません。実際に設置するにあたっては、商品価格プラス工事費用が必要になってきます。
カーポートSC2台用の組立・基礎費用を含めた工事費は約15~25万円が、通常の相場となっています。
一般的なポリカーボネート板カーポートの工事費は約7~10万円であることを考えると、やはりカーポートSC2台用の施工費は少し割高に感じてしまいます。
また、カーポートを設置するときには、いくつかの要素が費用に影響します。
- カーポートのサイズや形
- 設置場所の地形や地盤状況
- 地域や業者による値段の違い
カーポート本体の値段も、もちろん工事費に加算されますが、カタログ価格よりも40~50%程安く提示してくれる業者が多いです。
例えばカーポートSC2台用なら、5,404㎜×5,000㎜の商品が本体だけで約62万~72万円かかります。ですから、工事費も含めた総費用として、約77万~97万円がカーポートSC2台用を設置する最低限の目安となります。
ただし、費用は状況によって変わるので、信頼できる業者に相談して、正確な見積もりを取ることが大切です。
カーポートSC2台用の工事費を抑えて安く手に入れるコツ
上記がカーポートSC2台用の工事費の相場です。とは言っても、工事の質は落とさずに、できるだけ価格は抑えたいですよね。 そこで、カーポートSC2台用の設置費用を節約できる、とっておきの方法を教えます!
エクステリア(外構)工事の価格の仕組み
新築工事でカーポートなどの外構・エクステリア工事をするときには、どこに依頼するかで費用が大きく変わります。代表的な3つの方法を比べてみましょう。
ハウスメーカーや工務店に建物工事と一緒に頼む
ハウスメーカーや工務店にエクステリア(外構)工事も一緒にやってもらう方法で、新築工事でよくある形です。家とセットで話が進むので楽ですが、ハウスメーカーや工務店が20%~40%も手数料を取りますので、一番金額が高くなる傾向にあります。
ハウスメーカーや工務店から紹介されたエクステリア(外構)会社に頼む
ハウスメーカーや工務店がエクステリア(外構)会社を紹介してくれて、エクステリア(外構)工事をしてもらいます。これなら家と一緒に建築会社へ頼むよりは安くなりますが、それでも紹介料で10%~15%程が上乗せされています。
カーポート施工のエクステリア(外構)専門店に直接頼む
エクステリア(外構)専門店に直接依頼すれば、余計なお金はかかりません。エクステリア(外構)専門店は外構・エクステリアのプロなので、多くのカーポート工事経験があります。一年間にたくさんの材料を注文するので、仕入れ先から安く買えるように協力してもらえることもあり、お客様にも低価格で提供できるのです。しかも、エクステリア(外構)工事のプロなので、仕事の質も高く、満足度も高いです。
カーポート工事が得意な会社に見積りを依頼するには
カーポート工事をするなら、得意な会社にお願いしたいですよね。上記の通り、エクステリア(外構)の専門店なら、安く満足度の高いカーポート工事ができます。でも、どうやって良いエクステリア(外構)専門店を見つけたら良いのでしょうか。
ここでは、カーポート工事が上手で優良なエクステリア(外構)専門店の見分け方を教えます。
- カーポートの施工実績が豊富
- 工事をたくさんやっているということは、その分経験値も高く、技術も洗練されているということです。
- カーポートの直近の工事写真がたくさん紹介されている
- 直近の工事写真が見られるということは、商品の知識や経験も日々更新されており、より良い提案を期待できます。
- エクステリア(外構)専門店としての歴史がある程度長い
- エクステリア(外構)は競争が激しい業界なので、残念ながらすぐに倒産してしまう会社も多いです。工事後のメンテナンスのことも考慮した上で、長く続いて軌道に乗っているエクステリア(外構)会社を選びましょう。
カーポートSCとは?リクシルのおしゃれな人気カーポート
カーポートSCとは、LIXIL(リクシル)から販売されている大人気カーポートです。
洗練されたデザインと機能性で、多くの人々から支持を受けています。その美しさは、屋根と柱だけのシンプルな構造から生まれ、中骨や梁が見えないデザインが、どのような住宅にも自然に溶け込みます。
また、カラーバリエーションとサイズの豊富さは、現代の住宅デザインにマッチすることを重視されています。何よりその品質は信頼性があり、風や雪に対する耐性が高いため、どんな天候でも愛車をしっかりと守ってくれます。
カーポートSCについて詳しく知りたい方や、他のおしゃれなカーポートに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。
カーポートSC2台用のメリット・デメリット
LIXIL(リクシル)のカーポートSC2台用は、たくさんあるカーポートの中でも人気の商品ですが、そのメリット・デメリットはどんなものがあるか気になりますね。
では、さっそく紹介します。
メリット1:サイズ展開が豊富
リクシル・カーポートSC2台用のサイズ展開は、以下の幅と奥行きがあります。
呼称 | W寸法(間口幅) | L寸法(奥行) | 標準柱 or ロング柱 |
48-50型 | 4,808㎜ | 5,000㎜ | 選択可 |
54-50型 | 5,404㎜ | 5,000㎜ | 選択可 |
60-50型 | 5,999㎜ | 5,000㎜ | 選択可 |
48-57型 | 4,808㎜ | 5,700㎜ | 選択可 |
54-57型 | 5,404㎜ | 5,700㎜ | 選択可 |
60-57型 | 5,999㎜ | 5,700㎜ | 選択可 |
基本は上記の6パターンで、横に車を2台並べて駐車できるタイプになっています。
駐車場の広さや車の車種、将来のライフプランに応じて最適なサイズを選びましょう。具体的なサイズイメージが難しい場合は、外構のプロに相談するのがおすすめです。
因みに、カーポートSC2台用は縦2連棟の形も用意されているので、こちらを設置すれば4台分の駐車スペースが確保されます。
メリット2:屋根材が木調とアルミ色から選べる
カーポートSC2台用の屋根材は木調とアルミ色から選べます。つまり、住宅の外観や雰囲気に合わせてデザインを選択できるということです。
どちらもアルミ製で、太陽光や紫外線を遮り、愛車を守ってくれます。
木調の屋根色は自然な雰囲気を出し、木製の玄関ドアなどと相性が良いです。モダンなタイプ、ヴィンテージ感のある雰囲気等、幅広いスタイルにマッチします。
アルミ色はシンプルモダンな印象もあり、コンクリートやタイルなどと相性が良いです。モノトーンから北欧スタイルといった、様々な雰囲気に調和するカラーです。
ご自身の好みやライフスタイルに応じて選べば、より満足度の高い仕上がりとなりそうです。
メリット3:梁の延長ができる
カーポートSC2台用は、梁を延長することができます。
梁延長を利用すれば、カーポートSC2台用の活用の幅がぐっと広がります。
梁延長のメリット
- カーポートの設置場所や駐車スペースの確保に柔軟に対応
道路が狭い場合や敷地の形状が不規則な場合などに、梁を延長させて柱位置を移動させることができます。車の出し入れがスムーズになったり、ドアの開閉時に柱が邪魔にならなかったりといったメリットもあります。
- エントランスゲートとしての活用
梁を延長してアプローチまで渡すことで、スマートなエントランスゲートにすることができます。また、ダウンライトなどの照明を設置することで、夜間を機能的且つスタイリッシュに演出することができます。
メリット4:オプションで選べるダウンライト・シームレスラインライト
カーポートSC2台用には、オプションとして照明も設置できます。ダウンライト、スポットライトやシームレスラインライトなどの選択肢があり、種類や人感センサ等の機能も好み応じて選べます。夜間のカースペースの利便性を高め、よりグレードアップした仕上がりとなって満足度をより満たしてくれる人気のオプション商品です。
カーポートSCの照明についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
➡カーポートSC人気オプションの照明を価格・取付費まで徹底解説!
デメリット1:価格や工事費が高額
カーポートSC 2台用(4本柱) | ネスカF 2台用 | |
メーカー | LIXIL(リクシル) | LIXIL(リクシル) |
サイズ | 5,404×5,000(㎜) | 5,417×5,002(㎜) |
柱長さ | H22 | H22 |
柱支持 | 両側支持 | 両側支持 |
屋根材 | アルミ | ポリカーボネート |
色 | アルミ色 | アルミ色 |
カタログ価格(税抜) | 1,205,600円~ | 660,700円~ |
商品価格+工事費(税抜) | 約77万~97万円 | 約36万~41万円 |
カーポートSC2台用は、一般的なポリカーボネート製屋根のカーポートに比べて高額となっています。54-50サイズの商品が、工事費も含めると約77万~97万円は必要となってきます。
単純な金額のみの比較ですと、やはり一般的なカーポートより高額な商品となるので、検討の際にネックになるかもしれません。
上記記事で述べたように、エクステリア(外構)専門業者に相談すれば、金額的な不安解消の一助になる可能性がありますので、まずは見積もりを依頼し相談をしてみましょう。
デメリット2:屋根が水平ではない
多くのフラット屋根の2台用カーポートでは奥行勾配となっていることが一般的ですが、カーポートSC2台用では左右勾配となっています。つまり正面(外)から見た時は片側の屋根が高くて、反対側が低いという形になります。これは1台用タイプから共通しているカーポートSCの特徴ですが、水平にならないことに違和感がある方もいるかもしれません。
ですが、これも他にはないデザイン性の特徴と捉えれば、左右勾配の屋根はデメリットではなくメリットとも言えますね。
カーポートSC2台用の施工例
建物や他の外構のシンプルモダンな雰囲気とカーポートSC2台用のすっきりとしたスタイリッシュな美しさがよく調和しています。