- カーポートSC後方支持の価格・工事費はいくら?
- 少しでも安く買う方法はある?
- メリットだけじゃなく、デメリットもちゃんと知りたい!
大人気のカーポートSCシリーズに待望の後方支持2台用が2023年3月に新発売。
価格や工事費を気になっている方も多いと思います。後悔しない買い物をするためには、メリットだけでなくデメリットまで知っておくのは大切です。
この記事では、カーポートSC後方支持2台用の価格・工事費や、メリット・デメリットが全て解説しています。
業界歴25年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが、カーポートSC後方支持2台用の価格・工事費を安く抑えるコツを伝授します。
カーポートSCの価格・工事費用を台数別に知りたい方は以下の記事で解説しています。
カーポートSC後方支持の価格・工事費用
カーポートSC後方支持2台用を検討する際、気になるのはやはり価格でしょう。
正直に言って、カーポートSCシリーズ自体、一般的なポリカーボネート製屋根のカーポートよりも高額です。
さらにカーポートSC後方支持タイプは、スタンダードな両側支持(4本柱)タイプの2台用カーポートと比較しても価格が高い商品です。
では、今回新たに発売されたカーポートSC後方支持2台用の実際の価格を詳しく解説します。
カーポートSC後方支持のリクシルのカタログ価格
実際のカーポートSC後方支持2台用のカタログ価格は、以下の通りです。※税抜き価格
【カーポートSC・後方支持2台用の参考カタログ価格】(2023年4月現在)
サイズ(W×L) | カーポートSC後方支持2台用 |
---|---|
5,000㎜×4,877㎜ | 1,988,500円~ |
5,700㎜×4,877㎜ | 2,199,900円~ |
5,000㎜×5,470㎜ | 2,122,000円~ |
5,700㎜×5,470㎜ | 2,360,600円~ |
同じ特徴の片側支持2台用カーポートとして、例えば三協アルミから販売されている「ダブルフェース」があります。
こちらが、間口幅5,104㎜×奥行5,385㎜(柱2,110㎜)サイズのものが、カタログ価格税抜1,153,900円~(2023年4月現在)で販売されていることを見ると、少し高く感じてしまうかもしれません。
ただし、ダブルフェースはポリカーボネート製屋根のカーポートとなっており、デザインも異なりますので、単純な比較はなかなか難しいところです。
カーポートSC後方支持の工事費
では、カーポートSC後方支持2台用を購入するときに、カーポート本体の価格だけを気にすれば良いのかというと、そうではありません。その施工費用も考える必要があります。
通常、カーポートSC後方支持2台用の組立・基礎費用を含めた工事費は約35万円~45万円が相場となります。
一般的なポリカーボネート板カーポートの工事費は約7~10万円であることを考えると、やはりカーポートSC後方支持の施工費は少し割高感が拭えません。
さらに、実際に施工する際には、以下のような要素によって費用が異なってきます。
- カーポートの大きさや形状
- 設置場所の地形や地盤状況
- 地域や施工業者による価格差
工事費にプラスされるカーポート本体の価格については、一般にカタログ価格の40~50%引きの値段を提示する業者が多いです。
つまりカーポートSC後方支持2台用だと、5,000×5,470㎜の商品で本体価格が約110万~125万円くらいの金額となります。という事は、工事費と本体価格を含めた総費用は、約145万~170万円がカーポートSC後方支持2台用を設置するのに最低限必要な金額といえます。
もちろん、様々な条件によって費用は異なるため、信頼できる業者に相談し、きちんと見積もりを取ることが大切です。
カーポートSC後方支持の工事費を抑えて安く購入するコツ
一般的な工事費は、上記の通りです。でも、出来ることなら工事の品質は高く維持しつつ、費用は出来る限りお値打ちに抑えたいところ。
そこで、カーポートSC後方支持2台用の設置費用を安く抑えられる、とっておきの方法をお教えします!
エクステリア(外構)工事の価格の仕組み
みなさんの住宅でカーポートなどの外構・エクステリア工事を依頼しようとした場合、大きく分けて3つの代表的な方法があります。
ハウスメーカー又は工務店に建物工事と一括で依頼
ハウスメーカー又は工務店を通し、建物工事に付随した一括工事としてエクステリア(外構)工事を行います。建物と一緒に話がすすめられて手間はありませんが、建築会社が20%~40%手数料を上乗せしますので最も金額が高くなります。
ハウスメーカー又は工務店から紹介してもらったエクステリア(外構)会社に依頼
ハウスメーカー又は工務店にエクステリア(外構)会社を紹介してもらい、エクステリア(外構)工事を行います。このケースは建築会社に一括で頼むよりはお値打ちにできますが、それでも紹介料が10%~15%上乗せされています。
カーポート施工を取り扱うエクステリア(外構)専門店に直接依頼
エクステリア(外構)専門店に直接依頼をすれば余分な金額はかかりません。エクステリア(外構)専門店はその名の通り外構・エクステリアを専門としているため、たくさんのカーポート工事を行っています。
年間に大量に材料を発注する分、仕入れ先に卸価格を協力してもらえるため、激安値段で仕入れることができ、格安な価格で提供出来るのです。また、エクステリア(外構)工事を専門としているので工事実績も多く、高い完成度の工事も期待できます。
カーポート工事が得意な会社に見積りを依頼するには
せっかく見積りをするのであればカーポートの工事が得意な会社に依頼したほうが安心です。
上記の通り、エクステリア(外構)の専門店に依頼をすれば安い工事費で高い完成度のカーポートの工事が出来ます。
そこで、カーポート工事が得意で優良なエクステリア(外構)専門店を探すいくつかのポイントをお伝えします。
- カーポートの施工実績が豊富にある
- 工事実績が多いということは、その分経験も豊富なので高い完成度の工事が期待できます。
- カーポートの直近の工事実績が複数紹介されている
- 直近で工事を行っていれば商品のラインナップの知識や経験もあるので、良い提案を期待できます。
- エクステリア(外構)専門店としての企業歴がある程度長い
- エクステリア(外構)は競争が激しい業界なので、残念ながら設立から数年以内に倒産してしまう会社も多いです。工事の数年後メンテナンスのために問い合わせたらもうその会社はなかった、という悲劇を防ぐためにも設立からある程度年数が経って軌道に乗っているエクステリア(外構)会社を選びましょう。
カーポートSCとは?リクシルの高機能のおしゃれなカーポート
カーポートSCは、LIXIL(リクシル)から販売されている、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴の大人気カーポートです。
屋根の中骨がなく、梁が見えない「屋根」と「柱」だけの構成で、どんな住宅にも美しく調和します。多彩なカラーとサイズが用意されており、現代的な住宅との調和を大切にしてデザインされています。
もちろん品質もしっかり保証されており、耐風圧や耐雪積載性能に優れているため、悪天候の中でも安心してお車を守ることができます。
カーポートSCについてもう少し知りたい方、他のおしゃれなカーポートにも興味のある方は、下記の記事もご覧ください。
カーポートSC後方支持のメリット・デメリット
2023年3月、人気の「カーポートSC」シリーズに「後方支持2台用」が新しく発売されました。
既存の1台用と2台用だけでなく、今までになかった後方支持2台用がラインナップに加わることによって、より多くのニーズに応えられる形となりました。では、気になるメリット・デメリットを紹介します。
メリット1:サイズ展開が8パターンと豊富
サイズは、全部で8パターン用意されています。
間口幅は5,000㎜と5,700㎜、奥行は4,877㎜と5,470㎜、柱の長さも標準柱とロング柱のそれぞれ2種類あるので、用途に合わせたサイズ選択が可能です。
呼称 | W寸法(間口幅) | L寸法(奥行) | 標準柱 or ロング柱 |
50-48型 | 5,000㎜ | 4,877㎜ | 選択可 |
57-48型 | 5,700㎜ | 4,877㎜ | 選択可 |
50-55型 | 5,000㎜ | 5,470㎜ | 選択可 |
57-55型 | 5,700㎜ | 5,470㎜ | 選択可 |
敷地条件や愛車の大きさなどを考慮して、希望のサイズを選ぶことができるのが嬉しいですね。現在所有している車だけでなく、将来的なライフプランも考えたサイズを選んでおくと、今後の愛車買い替えの時にも安心です。
メリット2:屋根材が木調とアルミ色から選べる
屋根材は一般的なポリカーボネートではなく、全てアルミ形材で構成されています。アルミ製の屋根は光を通さないので、太陽の熱線や紫外線から愛車をしっかりと守ってくれます。ただ、遮光性が高いため、暗く感じることがあるというデメリットもありますので、設置場所やカラーなど施工業者にしっかりと相談してみることがおすすめです。
また、屋根のカラーは木調色3種類とアルミ色3種類が用意されています。建物・エクステリア(外構)に合わせて最適なカラーを選ぶことで、おしゃれなデザインと機能性を両立することができます。
アルミ調の屋根色は、シンプルですっきりとした印象、一方の木調の屋根色は、ナチュラルで趣のある雰囲気になります。
屋根と柱で異なるカラーを選択し、ツートンカラーを楽しむこともできますが、木調色の屋根を選んだ場合は、柱はブラックとなりますので注意が必要です。
メリット3:後方支持と側面片支持が選べる
カーポートSC後方支持2台用は、設置の方向を90度回転させることで、後方支持だけでなく側面片側支持としても利用できるのも特徴です。使用する場所や目的に合わせて、最適な支持方向を選ぶことができます。
後方支持タイプは柱を後方に置いてカーポートの後ろ部分から支える形なので、サイドの柱が邪魔をせず、駐車幅を広く取ることができます。駐車場での車の出入りもスムーズで、また車からの乗り降りや扉の開け閉めにもストレスを感じることがありません。
一方、90度回転させての側面片支持は、駐車場の奥行など、敷地に制限がある方だけでなく、カーポート後方に建物の出入り口がある、窓から視界を邪魔されずに愛車を眺めたい!などの様々な要望にも応えることができるのでおすすめです。
使用する場所や目的に合わせて最適な支持方向を選択すれば、より充実したカースペースを実現できそうです。
メリット4:オプションで選べるダウンライト・シームレスラインライト
カーポートSC後方支持2台用には、オプションとしてダウンライトやスポットライト、シームレスラインライトなどの照明が設置できます。種類や人感センサ等の機能を好みに応じて選んで、夜間のカースペースをさらにかっこよくグレードアップできます。
自分のニーズに合った照明を付ければ、より満足度の高い仕上がりとなるでしょう。
カーポートSCの照明についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。
➡カーポートSC人気オプションの照明を価格・取付費まで徹底解説!
デメリット1:価格・工事費が高額
カーポートSCシリーズは、よくあるポリカーボネート製屋根のカーポートに比べて商品価格自体が高額です。加えて、後方支持タイプは工事費も約35~45万円程となり、一般的なカーポート工事費約7~10万円に比べて高めの金額です。
単純に価格だけを比較すると、検討の際にネックになることもあるでしょう。
デメリット2:後付けするためには駐車場コンクリートの解体が必要
実は、カーポートSC後方支持2台用を設置するためには、通常の4本脚の2台用カーポートを設置するよりも大規模な基礎工事が必要となってきます。従って、既に土間コンクリートがある駐車場に後から設置しようと思うと、現状のコンクリートを解体する必要がでてきます。当然、時間も手間もかかるわけで、価格もその分高額になってしまいます。
カーポートSC後方支持の施工例
カーポートSC後方支持2台用の施工写真です。実際に設置されている状態を見ると、広々とした空間が感じられます。