- おしゃれなテラス屋根が欲しい!
- テラスSCはよく見る透明なテラス屋根と何が違うの?
- テラスSCを設置するには一体いくら必要なの?
おしゃれで実用性に富むテラス屋根として注目を集めているのが、LIXIL(リクシル)の「テラスSC」です。
しかし、多くの方が気になるのはその価格や工事費用ではないでしょうか。
今回はテラスSCの価格・工事費用、そしてテラスSCを選ぶメリットやデメリットについて、業界歴25年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが詳しく解説します。
魅力いっぱいのテラスSCを検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
テラスSCの価格・工事費用
テラスSC | フーゴF テラスタイプ | |
メーカー | LIXIL(リクシル) | LIXIL(リクシル) |
サイズ | 3,640×1,803(㎜) | 3,616×1,796(㎜) |
柱長さ | H24(標準柱) | H25(ロング柱) |
設置タイプ | 独立タイプ | 独立タイプ |
屋根材 | アルミ | ポリカーボネート板 |
色 | アルミ色 | アルミ色 |
カタログ参考価格(税抜) | 420,700円~ | 221,110円~ |
商品価格+工事費(税抜) | 約32万~37万円 | 約13万~17万円 |
LIXIL(リクシル)で人気のSCシリーズ。
テラスSCもそのデザイン性の高さで目を引きますが、一方で価格も気になるところです。
実際にかかるコストはどの程度なのか、購入する際には、商品価格だけでなく工事費も含めた総額を把握することが大切です。
テラスSCの商品価格
テラスSCのカタログ掲載の参考商品価格を一部紹介します。
サイズ(間口×出幅) | テラスSC |
---|---|
3,640㎜×1,208㎜ | 341,100円~ |
3,640㎜×1,505㎜ | 380,600円~ |
3,640㎜×1,803㎜ | 420,700円~ |
3,640㎜×2,101㎜ | 460,600円~ |
テラスSCは一般的なポリカーボネート製屋根のテラスよりも高額な商品です。
例えば、同じLIXIL(リクシル)で「フーゴFテラスタイプ」というポリカーボネート製屋根の独立式テラスがあります。
それぞれ似たサイズ感のもので比較してみると、まず「テラスSC」の間口3,640㎜×出幅1,803㎜(標準柱H24)がカタログ価格420,700円です。
対して、「フーゴFテラスタイプ」のカタログ価格は間口3,616㎜×出幅1,796㎜(ロング柱H25)サイズで221,110円となっています。
つまり単純にカタログ商品価格のみで見ると、その差は19万円以上となります。
ですが、デザイン性や構造そして素材の違いを鑑みれば、テラスSCの価格も納得のいくところ。
ただ、実際の購入価格はカタログ価格とは異なってきますので、それについては以下に説明していきます。
テラスSCの価格・工事費用
テラス設置をする場合、商品価格だけでなく工事費用も考慮することが重要です。
では、テラスSCの工事費用はいくらなのでしょう?
例えば、間口3,640㎜×出幅1,803㎜(標準柱H24)でアルミ色の商品を参考にしてみます。
まず基本の工事費用としては、およそ10万~12万円程度を見積もると良いでしょう。
またテラスSC自体の商品価格は、カタログ価格よりも安くなることがほとんどなので、上記サイズで大体22万~25万円程度が商品価格として提示されることが多いです。
つまり、本体価格と工事費用をまとめた総額としては、約32万~37万円程が最低限必要な費用となります。
注意として、工事費用は地域や施工業者によって異なることが多く、また地盤や設置場所の状況によっても左右されますので、実際に検討をすすめる場合には、信頼できる業者にきちんと見積もりをとることが大切です。
テラスSCの工事費用を抑えて安く手に入れるコツ
テラス屋根としては少し高額の金額でも、おしゃれでスタイリッシュなテラスSCを設置したい!
そんな思いをお手伝いできるよう、賢くテラスSCを手に入れるための工事費用を抑えるポイントを解説します。
テラスSC安く購入のコツ1:相見積もりをとる
相見積もりとは、複数の業者から見積もりを取ることです。
大体3社程度から、条件を揃えて見積もりをとると比較検討がしやすくオススメです。
相見積もりをとることで適正価格が浮き彫りになり、損のない買い物ができます。
もちろん、見積もり金額の安さだけが全てではありません。
施工後のメンテナンスも含めて安心して相談できる業者かどうかをしっかり見極めることも、長期的に見ると得するポイントのひとつといえます。
テラスSC安く購入のコツ2:エクステリア(外構)専門店で見積もりをとる
テラスの施工経験・実績の豊富にあるエクステリア(外構)業者はその専門性により、年間に多くの材料を仕入れます。
そうすることで仕入れ先からの価格協力を得られることもあり、コストを抑えた施工が期待できます。
SNSなどを利用して口コミを調べたり、施工例を確認してみたりと、しっかりとチェックをして納得のできるエクステリア(外構)専門店を選びましょう。
豊富な施工実績に基づいた適格なアドバイスがあれば、無駄なコストを削減しつつも、自分にとっての最適なプランとなり、より満足度の高い仕上がりになるでしょう。
テラスSCとは?リクシルのおしゃれなテラス屋根
「テラスSC」は、デザイン性の高さで人気の「カーポートSC」と同じLIXIL(リクシル)『SCシリーズ』のテラスです。
カーポートSC同様のモダンでスタイリッシュなデザインを特徴としたテラス屋根で、屋外の空間を有効活用し、雨や日差しから守りながら快適なテラスライフを楽しむことができます。
屋根と柱のみで構成されたシンプルでフラットなデザインは、まるで軒先を伸ばしたような空間をつくり、居室エリアの延長としてのテラスを演出してくれます。
テラスSCのメリット・デメリット
どんな製品にも長所と短所があります。
テラスSCのメリットとデメリットをしっかりと検証して、購入前に知っておくべき情報をご紹介します。
メリット1:スタイリッシュでおしゃれなデザイン
スタイリッシュな外観で人気のLIXIL(リクシル)のテラスSCは、そのスッキリとした無駄のないスタイルで多くの支持を受けています。
カラーバリエーションもアルミ色だけでなく、木調色の天井からも選ぶことができるため、建物や敷地のイメージに合わせたコーディネートを楽しめます。
設置場所もお庭だけでなく、玄関アプローチの屋根としても最適です。
メリット2:アルミ屋根で汚れも目立たない
透過タイプの屋根を使用したテラスでは年月とともに落ち葉や汚れなどが目に付くようになるものです。
しかしテラスSCは、一般的なポリカーボネート製ではなくアルミ製の屋根を採用しているため、屋根上の汚れも目に入らず、テラス空間の快適性を損なうことがありません。
メリット3:独立タイプと壁付タイプを選べるように
2024年3月現在、テラスSCは独立タイプのみの商品ですが、先日壁付タイプのテラスSCの発売が発表されました。(2024年6月発売開始予定)
独立タイプ、壁付タイプそれぞれのメリットがあり、自身のニーズに合わせてより良い選択ができるようになります。
既存の独立タイプは、やはり外壁に負担をかけずに設置できるのがメリットです。
対して2024年6月に発売予定の壁付タイプは独立式よりも柱もスリムになり、すっきりとした印象です。
さらに造り付けバルコニーへの設置も可能となるのも嬉しいですね。
メリット4:ダウンライトやシームレスラインライトが設置できる
テラスSCだからこそできる、おしゃれな演出のひとつが照明です。
一般的にテラス部分に照明を付けるとしたら、建物自体に設置したり、商品にもよりますがテラス屋根の柱部分にスポットライトを設置したりなどの方法がよくある形です。
一般的にテラス部分に照明を付けるとしたら、建物自体に設置したり、商品にもよりますがテラス屋根の柱部分にスポットライトを設置したりなどの方法がよくある形です。
けれどもテラスSCでは、オプションでダウンライトやシームレスラインライトといった天井に施工するタイプの明かりを追加することができます。
これにより、明るい時間帯だけでなく、夕暮れ時や夜間などといった周囲が暗くなった時間にも、美しくライトアップされたテラス空間を楽しむことができます。
デメリット1:一般的なテラス屋根よりも高額
テラスSC | フーゴF テラスタイプ | |
メーカー | LIXIL(リクシル) | LIXIL(リクシル) |
サイズ | 3,640×1,803(㎜) | 3,616×1,796(㎜) |
柱長さ | H24(標準柱) | H25(ロング柱) |
設置タイプ | 独立タイプ | 独立タイプ |
屋根材 | アルミ | ポリカーボネート板 |
色 | アルミ色 | アルミ色 |
カタログ参考価格(税抜) | 420,700円~ | 221,110円~ |
商品価格+工事費(税抜) | 約32万~37万円 | 約13万~17万円 |
正直に言って、一般的なポリカーボネート製屋根のテラスと比較すると高額です。
これは素材や構造、デザイン性の違いを考えると納得の価格とも言えますが、やはり価格はデメリットのひとつとなってしまうでしょう。
少しでもお得に購入したい方は、上記のお得購入のコツを参考にしてみてください。
デメリット2:室内が暗くなる可能性がある
テラスSCはアルミ屋根のため、日光をしっかりと遮断してくれます。
夏の暑い時期には嬉しい効果ですが、冬場など設置箇所の条件によっては室内への採光に影響してくる場合があります。
1年を通しての日当たりを想定して、エクステリア(外構)業者に相談をしながら、設置する場所やサイズを慎重に検討することが大切です。
デメリット3:サイドスクリーンやサイドパネルに対応していない
テラスSCには、サイドパネルやサイドスクリーンといった目隠しとなるパネルが設置できません。
設置する場所によっては、周囲からの視線が気になってせっかくのテラス空間が満喫できない!といった事になるかもしれません。
ただし、スクリーンシェードの設置は可能ですので、そちらを検討してみるのも良いでしょう。
また敷地周りに目隠しフェンスを立てるなどの方法もありますので、ご自身に合ったプランをエクステリア(外構)業者に相談してみましょう。