• カーポートSC1台用の価格はどのくらいかかるの?
  • 価格を抑えてカーポートSC1台用を設置したい!
  • メリット・デメリットをしっかり知りたい!

お家の外観をおしゃれに彩るカーポートは、ただの車庫以上の存在感を放ちます。

特にLIXIL(リクシル)の「カーポートSC 1台用」はそのデザイン性の高さと機能性で人気を博しています。しかし、気になるのはその価格。

美しい外構を夢見ても、予算は無限ではありません。そこで、外構のプロが賢くお得にカーポートSCを手に入れるポイントを伝授します。

本記事では、カーポートSC 1台用の本体価格から工事費用、そしてコストを抑えるコツまで、業界歴20年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが詳しく解説。

カーポートSC1台用の購入を検討する上で知っておくべき情報をお伝えします。

カーポートSC1台用を安く買うコツを見る >>

カーポートSCの価格・工事費用を台数別に知りたい方は以下の記事で解説しています。

カーポートSCの価格・工事費完全ガイド >>

カーポートSC1台用の価格・工事費用

リクシルのカーポートSC1台用:シャイングレーF

カーポートSC
1台用
リクシルのネスカF1台用

ネスカF
1台用
メーカーLIXIL(リクシル)LIXIL(リクシル)
サイズ2,725×5,000(㎜)2,692×5,028(㎜)
柱長さH22H22
柱支持片側支持片側支持
屋根材アルミポリカーボネート
アルミ色アルミ色
カタログ参考価格(税抜)523,700円~285,100円~
商品価格+工事費(税抜)約35万~41万円約16万~18万円
カーポートSCとネスカFの価格比較(2023年11月現在)

カーポートSC1台用は、愛車を美しく守るカーポートです。しかし、その美しさと品質には、それなりの価格がかかります。正直に言うと、カーポートSCシリーズは一般的なポリカ製屋根のカーポートよりも高価な商品です。

では、カーポートSC1台用の価格は一体どれくらいなのでしょうか?気になる本当のところを解説します。

カーポートSC1台用のリクシルのカタログ価格

カーポートSC1台用の参考カタログ価格は、以下の通りです。※税抜き価格

【カーポートSC・1台用の参考カタログ価格】(2023年11月現在)

サイズ(W×L)カーポートSC 1台用
2,427㎜×5,000㎜479,700円~
2,725㎜×5,000㎜523,700円~
3,022㎜×5,000㎜617,100円~
3,320㎜×5,000㎜817,700円~
2,427㎜×5,700㎜573,700円~
2,725㎜×5,700㎜652,300円~
3,022㎜×5,700㎜735,900円~
3,320㎜×5,700㎜961,100円~
標準柱(H22)・アルミ色屋根の場合(2023年11月現在)※税抜価格

例えば、同じLIXL(リクシル)の1台用カーポートの「ネスカF」と比較してみましょう。ネスカFはカーポートSC同様にフラット屋根の商品ですが、屋根材は一般的なポリカーボネート製となっています。

ネスカF1台用は間口幅2,692㎜×奥行5,028㎜(柱H22)サイズのもので、カタログ参考価格税抜285,100円~(2023年11月現在)で販売されています。

リクシルのネスカF1台用 出典:LIXIL

シンプルに価格だけを比べると、やはりカーポートSC1台用の方が高額です。

しかし、カーポートを選ぶときには、価格だけではなく、そのデザインや品質、耐久性や機能性、そして自身のニーズに合致しているかなど、様々な要素を考える必要があります。

また、上記の価格はあくまで参考価格であり、敷地条件やオプションの有無によっても金額は変わってきますので注意してください。

カーポートSC1台用の工事費

リクシルのカーポートSC1台用
価格も気になるカーポートSC1台用 出典:LIXIL

カーポート工事の場合、その商品価格だけではなく、設置するにあたっての工事費用も頭に入れておく必要があります。

カーポートSC1台用の組立・基礎費用を含めた工事費は約8~10万円が、通常の相場となっています。

一般的なポリカーボネート板カーポート1台用の工事費は約4万円前後であることを考えると、商品価格同様、カーポートSC1台用の施工費は少し高くなっています。

カーポートの設置費用は、カーポートの種類やサイズはもちろん、設置場所の地形や地盤、地域や業者によっても大きく変わります。カーポート本体の値段も、商品にもよりますが、カタログ価格よりも安くなることがほとんどです。

カーポートSC1台用(2,725㎜×5,000㎜サイズ)の場合、本体だけなら約27万~31万円ですが、工事費も含めた総費用としては約35万~41万円が目安となります。しかし、これはあくまで一例であり、実際の費用はきちんと見積もりをとって確認する必要があります。

先ほども述べた通り、設置条件などにより価格は変わってきますので、具体的に検討するときには、信頼できる業者に相談して、正確な費用を知ることが大切です。

カーポートSC1台用の工事費を抑えて安く手に入れるコツ

カーポートSC1台用の工事の相場は理解したとして、実際には少しでもお値打ちに工事できたら嬉しいですね。もちろん工事の質を落とさないことは当然です。

では、カーポートSC1台用の工事費を節約できる、とっておきの方法を解説します。

エクステリア(外構)工事の価格の仕組み

例えば、新築工事でカーポートなどの外構・エクステリア工事をする場合、どこに工事を頼むかで費用が大きく変わってきます。今回は一般的な3つの依頼先を比較してみます。

建物工事と一括でハウスメーカーや工務店に依頼
建物工事を依頼しているハウスメーカーや工務店に外構工事も含めて一括で依頼する形で、新築工事によくある方法です。
建物と一緒に話が進められるので、手間も少なくスムーズに話がすすみやすいです。
一方、20%~40%程の手数料が取られてしまうこともあり、金額としては最も高くなりやすい方法でもあります。
建物工事をしたハウスメーカーや工務店にエクステリア(外構)会社を紹介してもらう
ハウスメーカーや工務店にエクステリア(外構)会社を紹介してもらい、外構工事を依頼する方法です。
この方法は、自分で依頼先を探す手間もなく、尚且つお客様と外構会社で直接相談をする形になりますので、建物と一括で外構工事を頼むよりは安くなることが多いです。
それでも紹介料として10%~15%程度が上乗せされていることもあり、価格の面では一番お得とは言い難いです。
直接カーポート施工のできるエクステリア(外構)専門店に依頼
自分でエクステリア(外構)専門店を探し依頼します。
自ら外構業者を選定する手間はありますが、価格を最も抑えられる方法です。まず手数料や紹介料ないので、余計な出費を避けられます。
また、常に多くの材料を注文することでの仕入先からの価格協力もあり、お客様にもお値打ちに販売できます。
そして、それぞれが持つ高い専門性と実績を基に、高品質な施工が期待できます。

カーポート工事が得意な会社に見積りを依頼するには

せっかくカーポートを設置するなら、カーポート工事の得意な信頼できる会社にお願いしたいです。エクステリア(外構)の専門店なら、お値打ちに満足できるカーポート工事をしてもらえるとしても、その信頼できる会社はどうやって見つければいいのでしょうか。

安心してカーポート工事を任せられるエクステリア(外構)専門店の見分け方を、外構のプロがお教えします。

エクステリア(外構)専門店を見つけるポイント

  • カーポートの施工経験が豊富にある
  • 直近のカーポート工事の施工写真がたくさんある
  • エクステリア(外構)専門店としてある程度歴史が長い

カーポート工事をたくさん手掛けているということは、その分経験値が高く技術も洗練されています。そして、お客様それぞれに合った提案ができるので、満足度の高い工事へとつながります。

さらに直近の施工例が実際に見られれば、その会社はそれだけ新しい知識や経験を日々アップデートしていることが分かります。つまり、カーポートの新しい商品知識・経験だけでなく、実際に施工したお客様からの最新のリアルな声も届いているということです。

また、エクステリア(外構)業界の競争は激しい世界です。残念ながらすぐに倒産してしまう会社も多いのです。後々のメンテナンスのことも考えれば、長く続いて軌道に乗っているエクステリア(外構)会社の方が安心度は高いです。

カーポートSCはリクシルのおしゃれな人気カーポート

シンプルでスタイリッシュなカーポートSC 出典:LIXIL

カーポートSCは、洗練されたデザインと機能性により、多くの支持を受けるLIXIL(リクシル)大人気のカーポートです。

その美しさは、屋根と柱のみで構成されたシンプルなフォルムにあります。中骨や梁が隠された特徴的なデザインは、どんな住宅にも調和し、高級感を演出します。

また、色やサイズも豊富に揃っており、それぞれの住宅にぴったりのカーポートを選ぶことができます。

そして、その品質も折り紙つきとなっており、強風や大雪にも耐える強度と耐久性を備えています。カーポートSCは、愛車を美しく、安全に、そして快適に保護してくれます。

カーポートSCについて詳しく知りたい方や、他のおしゃれなカーポートに興味がある方は、以下の記事をご覧ください。

おしゃれなカーポート5選!素敵な駐車場の選び方

カーポートSC1台用のメリット・デメリット

目を引くデザインで人気のカーポートSC1台用 出典:LIXIL

シンプルでスタイリッシュなデザインで人気のLIXIL(リクシル)のカーポートSC1台用ですが、そのメリット・デメリットをきちんと把握したうえで設置を検討したいものです。

外構のプロが考えるカーポートSC1台用のメリット・デメリットを説明します。

メリット1:サイズ展開が豊富

リクシル・カーポートSC1台用のサイズ展開は、以下の幅と奥行きがあります。

呼称W寸法
(間口幅)
L寸法
(奥行)
標準柱
or
ロング柱
24-502,427㎜5,000㎜選択可
27-50型2,725㎜5,000㎜選択可
30-50型3,022㎜5,000㎜選択可
33-57型3,320㎜5,000㎜選択可
カーポートSC1台用(L50) サイズ一覧
呼称W寸法
(間口幅)
L寸法
(奥行)
標準
or
ロング柱
24-57型2,427㎜5,000㎜選択可
27-57型2,725㎜5,000㎜選択可
30-57型3,022㎜5,000㎜選択可
33-57型3,320㎜5,000㎜選択可
カーポートSC1台用(L57) サイズ一覧

基本は上記の8パターンとなっています。敷地の条件や愛車のサイズなど、将来のライフプランを含めて最適なサイズを選ぶことが大切です。具体的なサイズイメージが難しい場合は、専門家である外構のプロに相談してみましょう。

因みに、カーポートSC1台用は縦2連棟の形も用意されているので、縦に車を並べたい場所などへの設置に便利です。

メリット2:屋根材が木調とアルミ色から選べる

リクシルのカーポートSC1台用:シャイングレーF
シャイングレーF
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック
ブラック
リクシルのカーポートSC1台用:ナチュラルシルバーF
ナチュラルシルバーF
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック+シャイングレーF
ブラック+シャイングレーF
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック+ナチュラルシルバーF
ブラック+ナチュラルシルバーF
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック+オーク
ブラック+オーク
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック+チェリーウッド
ブラック+チェリーウッド
リクシルのカーポートSC1台用:ブラック+クリエモカ
ブラック+クリエモカ

カーポートSC1台用の屋根は、木調色とアルミ色があります。どちらもアルミ製で、直射日光を遮り、愛車を太陽の光や熱から守ってくれます。

木調の屋根はナチュラルなあたたかい雰囲気があり、木目のドアや窓枠と合わせると統一感が出ます。黒い柱が差し色となり、モダンなスタイルにもヴィンテージ風スタイルにもピッタリです。

アルミ色の屋根はすっきりとした印象で、コンクリートやタイルの壁と合わせると、よりモダンな雰囲気になります。モノトーン色との相性も良いので、シンプルでスタイリッシュなイメージが好みなら、おすすめのカラーです。

自分の好きな色や建物の雰囲気に合わせて、屋根の色を選んでみてください。カースペースがもっと居心地の良い空間になります。

メリット3:オプションで選べるダウンライト・シームレスラインライト

ダウンライト設置でカースペースをグレードアップ 出典:LIXIL

カーポートSC1台用には、オプションとして選択できる照明が用意されています。照明を設置することで、暗い時間帯でも安心して車の出し入れができ、また外構の雰囲気も一変します。

ダウンライト、スポットライト、そしてシームレスラインライトといった照明があり、人感センサで自動点灯させることもできます。好みやライトアップのイメージに応じて、適した照明タイプを選ぶと満足度もアップしますね。

カーポートSCの照明についてもっと知りたい方は、下記の記事を参考にしてください。

カーポートSCの照明4種を徹底解説!人気オプションの魅力に迫る

デメリット1:価格や工事費が高額

リクシルのカーポートSC1台用:シャイングレーF

カーポートSC
1台用
リクシルのネスカF1台用

ネスカF
1台用
メーカーLIXIL(リクシル)LIXIL(リクシル)
サイズ2,725×5,000(㎜)2,692×5,028(㎜)
柱長さH22H22
柱支持片側支持片側支持
屋根材アルミポリカーボネート
アルミ色アルミ色
カタログ参考価格(税抜)523,700円~285,100円~
商品価格+工事費(税抜)約35万~41万円約16万~18万円
カーポートSCとネスカFの価格比較(2023年11月現在)

カーポートSC1台用は一般的なポリカーボネート製屋根のカーポートに比べて価格が高額です。工事費用も含めたカーポートSC1台用(27-50型)の価格は35万~41万円程は必要となり、オプションの有無や設置場所の条件によってはさらに金額は変わってきます。

金額だけを見ると一般的なカーポートよりも高額となりますが、その金額に見合った魅力があるのも事実です。

信頼のおけるエクステリア(外構)専門業者であれば、きちんとしたプロの目線からのアドバイスをしてくれますので、まずは相談や見積もり依頼をしてみましょう。

デメリット2:車庫スペースが暗くなる

リクシルのカーポートSC:ダウンライト
カーポートSC1台用の特徴のひとつであるアルミ屋根 出典:LIXIL

カーポートSCシリーズの特徴のひとつでもあるのですが、カーポートSC1台用の屋根はアルミ製となっており、光を一切通しません。一般的によく使われるポリカーボネート製屋根のカーポートでは、色味等により違いはありますが、屋根の下には光が入ってくるので、設置した後でもそれなりに明るい空間を確保できます。

この違いを知らずに設置してしまうと、「思ったよりも駐車場が暗くなってしまった」「隣接する建物の窓に光が入らなくなった」など想定外の悩みが出てきてしまいます。

しかし、愛車保護の観点から言うと、直射日光を遮ってくれることはメリットとなりますし、屋根上の汚れも気にならず、快適に過ごすことができます。

スタイリッシュな照明オプションも用意されていますので、照明で明るさ確保とデザイン性のグレードアップを狙うのもオススメです。

カーポートSC1台用の施工例

※準備中