カーポートの目隠しとは?
カーポートの目隠しとは、一般的にサイドパネルと呼ばれ、カーポートのサイド、つまり側面につけるパネルのことです。サイドスクリーン、側面パネル、目隠しパネルともいいます。カーポートの側面にプラスアルファの横壁をつけることで、カーポートを単体でつけるよりも多くのメリットが生まれます。
カーポートの目隠しは、主に以下の3つのものから人や車を守ってくれます。
1つ目は風雨です。強い風で飛んでくる砂やごみなどから車が汚れたり傷ついたりするのを防ぎます。
2つ目は紫外線です。カーポートの屋根だけではさえぎれない横からの強い紫外線から愛車を守ります。
3つ目は視線です。隣家と近い、車や人の往来が多い場所に立つお家は車の乗り降りの際などに人の視線が気になると思います。側面パネルがあることで少しでもプライベート空間を守られるので自宅の駐車場でバーベキューをする際も外からの視線を遮ってくれ、バーベキュータイムがより楽しいものになるはずです。
また、カーポートにサイドパネルをつけることで、鳥がカーポート内に侵入するのを防ぐ防鳥効果や、火災時に炎が隣家に燃え広がるのを防ぐ防炎効果も期待できます。
今回は、これからカーポートをつけることを考えていて、目隠しも一緒に検討している人や、カーポートは設置してあるがサイドパネルの後付けを検討している人なら必ず読んでほしい、カーポートに囲いをつける際の注意点などもふまえて、業界歴20年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが6つ紹介します。最後まで是非読んでくださいね!
外構のプロが選ぶカーポートの目隠しとは?
まず初めに、LIXIL(リクシル)から4選続けてご紹介します。
カーポートの目隠し プロ厳選1.LIXIL(リクシル):SC
おしゃれなカーポートの代名詞、LIXILのカーポートSCは、目隠しもやはり洗練されています。
カーポートSCのサイドパネルは、パネル状ではないため、LIXILのカタログにはサイドスクリーンと表記されています。
カーポートSCの屋根には、ポリカーボネート板を使っていないように、サイドスクリーンにも同じくポリカーボネート板は使用していません。サイドスクリーンは本体と同じアルミ製で、風雨を軽減できるだけでなく、プライバシーを守りつつ、採光と通風機能も持ち合わせています。
また、サイドスクリーンの高さはH800、H1600、H2000、H2400、H2800と、最大で5段階から選ぶことができます。柱の長さなどによって選べるサイドスクリーンの高さが変わってきますので詳しくはLIXILのカタログを参照してください。
カーポートSC 2台用は、必要に応じて前枠側・後枠側、両方に目隠しを取り付けることができます。
カーポートSCのサイドスクリーンは、1台用にも2台用にも取り付けることができますが、条件があります。
1台用につける際は、補助柱+着脱式サポート、2台用につける際は、補助柱がそれぞれ必要ですのでカーポートSCに目隠しを後付けする際などには注意が必要です。
また、カーポートSCは屋根が柱の内側にあるように、サイドスクリーンも柱の内側に取り付けます。
全てのサイドスクリーンやサイドパネルに共通していえることですが、サイドパネルをつけることでドアの開閉や車の乗り降りがしづらくなるケースがありますので、車のタイプ・サイズ・駐車スペースなどを十分考えた上でサイドパネル・サイドスクリーンを設置してください。
カーポートSCについては、こちらの記事で詳しく説明してありますので興味がある方はご覧ください。
参考記事:おしゃれなカーポート5選!駐車場が我が家の顔に?!
カーポートSC 1台用 サイドスクリーンの価格は?
参考価格:¥226,100(税抜)~
スタイリッシュなカーポートをお探しの方はカーポートSCが人気です。詳しい価格・工事費用が知りたい方は以下の記事を参考にして下さい。
カーポートの目隠し プロ厳選2.LIXIL(リクシル):アーキフィールド
次にご紹介したいのが、LIXIL(リクシル) アーキフィールドの目隠しです。
見た目もかっこいいアーキフィールドは、目隠しにもこだわっています。
横軸の構造材をなくした中骨レス構造のルーフと同じデザインになっており、サイドパネルをつけるとまるでお部屋のようなり、カーポートとは思えない印象となります。従来のカーポートでは、柱の外側に取り付けていたサイドパネルですが、アーキフィールドではサイドパネルを柱の内側に設置する設計にすることによって、より空間としての一体感を高めました。ちなみに、上で紹介したカーポートのSCのサイドスクリーンも、柱の内側に設置します。
アーキフィールド サイドパネル(ポリカ仕様)の価格は?
参考価格:¥209,800(税抜)~
アーキフィールドについては、こちらの記事で詳しく説明してありますので興味がある方はご覧ください。
参考記事:かっこいいカーポートが勢ぞろい!エクステリアのプロが紹介します!
カーポートの目隠し プロ厳選3.LIXIL(リクシル):ソルディポート
ポリカーボネートカーポートなのに、優れた耐積雪強度と耐風圧強度があるソルディポートは、耐積雪強度は最大で150センチ、耐風圧強度は46m/秒を誇ります。
雪や台風に強い一般的な折半屋根カーポートでは、太陽の光を遮ってしまいますがソルディポートならポリカーボネート屋根なので、太陽の光も取り込んでくれます。
吹きつける風や雪から愛車を守りつつ、外部からの気になる視線も適度に遮断してくれるポリカ仕様のサイドスクリーンは、1面、2面囲いの使用が選択可能です。屋根のポリカーボネートとの一体感が生まれ、スタイリッシュなイメージに仕上がります。
ソルディポート サイドパネル(ポリカ仕様)の価格は?
参考価格:¥130,900(税抜)~
【販売終了商品】カーポートの目隠し プロ厳選4.LIXIL(リクシル):ウィンスリーポートⅡ
(2021年追記)こちらの商品は残念ながら2021年3月で販売終了となってしまいました。
ご参考までにお読みいただければと思います。
「冬(winter)、風(wind)に勝つ(win)」3つのwinから名付けられたカーポート、その名もウィンスリーポートⅡは業界最高水準の強さで愛車をガードします。先ほどのソルディポートを上回る、耐積雪強度最大200cm、耐風圧強度54m/秒を誇ります。
1台用から4台用までのラインナップがあり、強度だけでなくデザインにもこだわっているのがソルディポートのポイントです。屋根は、「遮光タイプ」と「採光タイプ」から選択可能で、屋根は化粧枠でカラーコーディネートを楽しめます。
サイドスクリーンは、用途に応じて1面、L字、3面の仕様が選択可能です。ポリカ平板と波板が取り付け可能です。
【販売終了商品】ウィンスリーポートⅡ サイドスクリーン(ポリカ仕様)の価格は?
参考価格:¥88,600(税抜)~
次に、三協アルミのカーポートから2選ご紹介します。
カーポートの目隠し プロ厳選5.三協アルミ:MシェードⅡ
三協アルミのカーポートといえばMシェードですよね。最新モデルのMシェードⅡの梁置きタイプは、サイドパネルの取り付けが可能です。
プレートトラス(MシェードⅡの構造体の名称)のピッチに合わせた縦長デザインのスマートなサイドパネルで、カーポートの両サイドに取り付けが可能です。スタイリッシュなMシェードⅡにしっくりくる洗練されたデザインとなっているため、目隠しを取り付けても景観を損ないません。
ただし、奥行2連結タイプには取り付けできません。
三協アルミのサイドパネルは、どのカーポートも共通の素材・色となります。
ポリカーボネート板の、ブラウンスモーク・ブルースモークの2色、ポリカーボネート板(かすみ調)のかすみ、熱線遮断ポリカーボネート板のブルースモーク、熱線遮断ポリカーボネート板(かすみ調)のかすみ調の全5種類です。選んだカーポートや、ご自身の生活スタイル・好みに合ったサイドパネルを選んでください。
MシェードⅡのサイドパネルの価格は?
参考価格:¥327,300(税抜)~
カーポートの目隠し プロ厳選6.三協アルミ:U.スタイルアゼスト
屋根のデザインがまるで障子のような、和の趣を感じつつ明るい雰囲気のスタンダードタイプと、ラグジュアリーで高級感が漂うプレミアムタイプの2種類からなるU.スタイルアゼストにも、サイドパネルの取り付けが可能です。用途に応じて、1段と2段のタイプから選べます。
シンプルな目隠しなので、U.スタイルアゼストのかっこいい雰囲気を保ったままの取り付けが可能です。
また、U.スタイルアゼストのサイドパネルには、すき間を埋めるための側面パネルカバーもオプションであります。プライバシーをより重視したい方、風の吹き込みを防ぎたい方はこちらをつけるのをおすすめします。
U.スタイルアゼストのサイドパネルの価格は?
参考価格:¥58,000~
側面パネルカバー梁置き・桁取り付けタイプ用の価格は?
参考価格:¥9,000~
カーポートの目隠しに何がいいか迷ったらカーポートのプロに相談しよう
いかがでしたか?今回はカーポートの目隠しについてお話ししました。
たくさんあるカーポート・目隠しの中からご自身で選ぶというのは難しいと思います。
まずは、インターネットなどで好みのカーポートと目隠しをいくつか選んでみてください。
そして外構・エクステリア会社に、どのカーポート・サイドパネルがご自身のお家に合うかをご相談いただければ、お客様に必要な条件を満たした商品をご一緒に見つけ出すことができると思います。
外構・エクステリア専門店のライフ・ランドでは、愛知県の三河地域を中心に外構・エクステリア工事を行っています。
お客様の要望をお聞きし、サイドパネルの後付け費用なども無料で御見積いたします。もちろん工事までしっかり手配させて頂きます。弊社ショールームにはカーポートのカタログや目隠しのサンプルなどもご用意しております。ぜひそちらも一度ご覧になり、参考にしてみてください。
ご不明な点などありましたらエクステリアのスタッフがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
この記事が、みなさんの素敵なカーポート・目隠し選びのお役に立てれば幸いです。
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