自転車置き場付き物置とは?デメリットは?
自転車置き場付き物置とは、サイクルポート一体型物置、開放スペース併設物置、オープンスペース物置ともいいます。ただの物置ではない、物置と自転車置き場が一つになっている、画期的な自転車置き場付き物置です。
本記事では、業界歴20年以上の愛知県岡崎市のエクステリア・外構専門店ライフ・ランドが自転車置き場付き物置について徹底解説します。
サイクルポート一体型物置のメリット・魅力は?
サイクルポート一体型物置の魅力は、なんと言ってもその一体感です。自転車置き場と物置が一つになっていることで、サイクルポートと物置を2か所でそれぞれに設置するのに比べ、何よりも見た目がスッキリとします。
また、自転車やバイクに乗るために必要な、ヘルメット、空気入れ、レインコート、グローブなどを隣の物置に収納できるので動線もスムーズになります。商品によっては、自転車置き場側に扉をつけることもできるので、雨の日でも物置への出入りが楽になることもメリットです。
サイクルポート一体型物置のデメリット・注意点は?
サイクルポート一体型物置のデメリットは、設置場所に物置単体・サイクルポート単体以上のまとまった広さが必要なことです。商品によってはコンパクトサイズのご用意がありますが、土地に制限がある場合は、サイクルポート単体商品と物置単体商品を連結せず、土地に合わせて自由に設置される施主様もいらっしゃいます。
サイクルポート一体型物置の使用シーンは?
アウトドアが好きな方は、夏ならキャンプで使うためのテント、テーブルセット、バーベキューコンロなど、冬ならスノータイヤ、スキー・スノーボード・ソリなど、赤ちゃんがいる家庭ならベビーーカー・三輪車などさまざまなアウトドアアイテムを保管していますよね!。アウトドアアイテムは、一つ一つのサイズが大きいため、保管場所が家の中だけでは足らずに苦労している人も多いとよく耳にします。
また、ある程度の年頃のお子さんがいる家庭なら、多い家では一人一台、全部で4~5台の自転車を所有する家もあります。主な交通手段が自転車の家なら、大切な足となる自転車を雨ざらしにしておきたくはないですよね!
そこで!アウトドア用品の保管場所の手助けをしてくれるのが物置です。今回は、便利なだけでなく機能的なサイクルポート一体型物置を3つ!業界歴20年以上のエクステリアのプロが解説します。エクステリアの専門家ならではの、ポイントをふまえて分かりやすくまとめてみましたのでどんな自転車置き場付き物置を選ぼうか迷っている方の参考になれば幸いです。
サイクルポートと物置の一体型おすすめ商品とは?
国内の主要な物置メーカー、イナバ物置、ヨド物置、田窪工業所から、おすすめのサイクルポート一体型物置をエクステリアのプロが厳選しました。エクステリアのプロならではのポイントを画像付きで解説しますので、自転車置き場付き物置を探している方は必見です。
物置一体型自転車置き場1: 稲葉製作所 フォルタウィズ
まず第一にご紹介したいのが、「100人乗っても大丈夫!」で有名なイナバ物置から2021年5月に新発売されたばかりの「フォルタ」に開放スペースが付いたタイプの、「開放スペース併設物置 フォルタウィズ FORTA-with」です。
フォルタの最大の魅力は、やはりその頑丈さです。主要構造部に、強度保証のある建築基準法に適合した指定建築材料を使用しているため大きな地震や台風時でも安心です。
また、本体カラーには人にも環境にも優しい粉体塗装を使用しているので、高い耐久性と防錆性を期待できます。
自転車置き場側にも物置への扉をつけられる
フォルタウィズの最大の魅力は、オプションで取り付けられる間仕切り扉です。
オープンスペースから物置に直接出入りできるため、土砂降りの日や、日差しが強い日などにとっても便利です。
フォルタウィズの奥行きサイズは、約1.8mか、約2.2mの2種類です。
オプションで取りつけられる間仕切り扉は、奥行き約2.2mのタイプにのみ付けることができます。間仕切り扉は、次にご紹介するヨド物置のエルモコンビにはありませんので、オープンスペースから物置への出入りを頻繁にしたい方は、イナバ物置のネクスタウィズを選ぶことをおすすめします。
イナバのカタログには、正面の扉の代わりに側面の扉だけにすることもできると紹介されていますが、大きな荷物の出し入れをするときなどに大変ですのでお勧めしません。間仕切り扉は、あくまで正面の扉とは別のサブの扉として使用することをおすすめします。
サイクルポート一体型物置なのにサイズ展開が豊富
フォルタウィズのサイズ展開は全24サイズと、今回ご紹介するサイクルポート一体型物置の中では少ないサイズバリエーションです。
間口は、物置側が約1.8mと約2.2mの2サイズ、開放側が約1.5m・約1.8m・約2.2mの3サイズ、奥行きは間口と同じく約1.8mと約2.2mの2サイズ、高さは約2mと約2.3mの2サイズとなります。大きなサイズの自転車置き場一体型物置をお探しの方は、フォルタウィズはおすすめしません。
シンプルカラーだからどんな場所でもおしゃれ
フォルタウィズは、サイズだけでなくカラーバリエーションもシンプルです。
本体色はミストグレー1色のみ、扉カラーはプラチナシルバーとチャコールグレーの2色のみなので、あれこれ迷うわずらわしさが軽減されます。
オーソドックスなカラーなので、さまざまな外観の建物にもマッチします。建物とエクステリアの一体感にもこだわり、頑丈な自転車置き場付き物置を探している方にはフォルタウィズをおすすめします。
カスタマイズで近隣に配慮できるサイクルポート物置
あとから紹介する全てのサイクルポート一体型物置で共通してできますが、フォルタウィズは物置と開放スペースを左右逆使用、扉の開き方も左右で選択可能です。
また、フォルタウィズの特徴として、屋根の勾配(傾き)を前流れにすることができるので、後面の隣家に雨や雪を流さない配慮ができます。
物置一体型自転車置き場2: 淀川製鋼所:エルモコンビ
エルモコンビのサイズバリエーションはなんと!?
次に紹介したいのが、ヨド物置のオープンスペース付き物置、エルモコンビです。
エルモコンビの最大の特徴は、豊富なサイズバリエーションです。
オープンスペースは30サイズで物置本体69サイズに取付が可能です。連結組み合わせによりなんと216パターンのサイズバリエーションがあります。
エルモコンビは扉の開閉がスムーズ!
エルモコンビの扉下には、レールがないのでゴミや砂利が詰まることで扉の開閉がしづらくなる心配がありません。扉下のレールをなくした仕様は業界初で、寒冷地の凍上対策としても効果抜群です。
エルモコンビは扉の取っ手が大きく、開け閉めがラクラク!
エルモコンビには、扉に「握りん棒」という名前の大きな取っ手がついているおかげで、両手がふさがっていても肘などで開閉ができます。重たい荷物を両手が持っているとき、一度下に置いてから扉を開けて、再度荷物を持ち上げる、という作業は思っている以上に腰に負担がかかるんですよね。また、雨などで地面がびしょ濡れの時などにも荷物を地面に置かずに扉を開けられるのは非常に嬉しいです。
エルモコンビは、使ってみないとわからないようなキメ細かい配慮がされているのが嬉しいポイントです。
エルモコンビはこだわりのカラーが勢ぞろい!
エルモコンビのカラー展開はカシミヤベージュ、スミ、エバーグリーン、メタリックローズ、ダークウッドと全部で5種類です。味気ない色では物足りないという方にピッタリな個性的なカラーがそろっているので、物置の色にもこだわりたい!という方は、エルモコンビをおすすめします。
エルモコンビは汚れにも配慮
汚れがつきやすい屋根回りには「汚れんコーティング」が施してあり、酸性雨や雪にも傷まず、表面の汚れやホコリも雨水で流れ落ちるような配慮がされているので、24時間365日屋外に置いてある物置の汚れ問題にも安心ですね。
物置一体型自転車置き場3: 田窪 ミスターストックマン
次に紹介したいのは、田窪工業所のミスターストックマン プラスアルファです。
駐輪部の間口サイズは、約1.5mか、約1.8mの2種類から選ぶことができ、サイズバリエーションは全部で40種類あります。
ミスターストックマンプラスアルファは、ポップな4色カラー展開!
カラーバリエーションは、ムーンホワイト、カーボンブラウン、ディープブルー、トロピカルオレンジの4種類で、物置にも明るく元気なカラーを選びたい方にはミスターストックマンプラスアルファをおすすめします。
ミスターストックマンプラスアルファの魅力は、ユーザ目線に立った3つの標準装備
1つ目は、物置庫内の空気を対流させるための換気孔です。
換気孔があることで、梅雨時の湿気や、真夏の熱から物置庫内の収納物を守ってくれます。
2つ目は、ほうきやそり等、立てかけて収納するアイテムを引っかけるのに便利なアルミフックです。
3つ目は、物置庫内に照明などの電気製品を設置したい方に便利なコードホールです。
物置庫内は、基本窓がないので夜間に物置内のものを取り出すときなどにサッと照明がついたらとっても便利ですよ!
しかも、3つともオプションではなく標準でついてくるのが嬉しいですよね!
サイクルポート一体型物置に悩んだらプロに相談!
いかがでしたか?今回は便利なサイクルポート一体型物置についてお話しました。
たくさんある中からご自身でサイクルポート一体型物置を選ぶというのは難しいと思います。
まずはインターネットなどで好みのサイクルポート一体型物置をいくつか選んでみてください。
そして外構・エクステリア(外構)会社に、どのサイクルポート一体型物置が合うかをご相談いただければ、お客様に必要な条件を満たした商品をご一緒に見つけ出すことができると思います。
エクステリア(外構)専門店のライフ・ランドでは、愛知県の三河地区(岡崎市、安城市、刈谷市、豊田市、西尾市など)を中心にエクステリア(外構)工事を行っています。
お客様の要望をお聞きし、最適な商品を無料で御見積させて頂きます。もちろん工事までしっかり手配させて頂きます。スタイリッシュなカーポートSCをはじめ、人気なエクステリア商品を取り揃えております。
弊社ショールームにはサイクルポート一体型物置のカタログもご用意しております。ぜひそちらも一度ご覧になり、参考にしてみてください。
ご不明な点などありましたらエクステリア(外構)のスタッフがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
この記事が、みなさんの素敵なサイクルポート一体型物置選びのお役に立てれば幸いです。
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