
多い人なら1日に2回、3回とする洗濯。みなさんは、洗濯物をどこに干していますか?
最近は、乾燥機を使って上手に洗濯をこなす方も多くいると思いますが、洗濯物を全く干さないという方はほとんどいないと思います。
特に最近は、天候不順で突然豪雨が降ってきたり、せっかくきれいに洗った洗濯物に花粉や黄砂、PM2.5などの化学物質が付いたりと、気軽に外には干せませんよね。
また、意外と知らない人も多いのですが、真夏の直射日光は、衣類にとって厳禁なんです。
そして、共働きが当たり前になってきた時代、平日は洗濯物を室内に干す方が多いのではないでしょうか?
昨今は、ウィルスが家の中に広がるのを防ぐために、以前よりも服の洗濯回数が増えている方も多い傾向にあるそうです。
洗濯物を干すための専用の部屋があれば問題はないのですが、ほとんどの方がそんな部屋をもつ余裕はありませんよね。
だからといってリビングなんかに干してしまうと、リビングが一気に生活感にあふれ、料理の匂いなども洗濯物についてしまい、部屋も洗濯物も残念になってしまいます。
洗濯は毎日のことですので、洗濯物を干す場所問題というのは小さいようで大きな日常の課題です。
そこで!だいたいの家には設置されている2階もしくは3階のベランダを部屋のようにして洗濯物を干してしまおう!というのが今回のテーマです。
ベランダにサンルームだなんて、夏は暑く冬は寒い、普段使い道のないベランダが立派な物干しスペースになるなんて素敵なことだと思いませんか?
今回は、国内の主要なエクステリアメーカーである、三協アルミ・LIXIL(リクシル)・YKK APから全部で3種類!ベランダにつけるサンルーム(テラス囲い)をご紹介します。
エクステリアのプロならではの目線で、分かりやすく比較しながらご紹介しますので、ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたいとお考えの方は是非読んでくださいね!
ちなみに、1階のお庭にサンルーム(ガーデンルーム)をつけたい方はこちらの記事がおすすめですので是非読んでみてください。
参考記事:ステキなサンルーム(LIXIL・三協アルミ)を外構のプロが詳しく解説!
ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたい人がしたいこととは?
ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたい人がしたいことのほとんどは、上記にあげたように洗濯物を干すことだと思います。ただ、一部には2階がリビングというおうちの方もいると思います。実際私の家がそうです。そういう人は、2階のベランダをサンルーム(テラス囲い)にリフォームしたいとき、洗濯物を干すだけでなくベランダをリビングの一部として、よりお部屋のように使いたいのではないでしょうか?
今回は、ベランダをサンルーム(テラス囲い)にリフォームするときに、洗濯物を干す以外にもお子さんの遊び部屋などとしても使いたい人にも役立つ情報満載ですので是非読んでいただければと思います。
三協アルミ・LIXIL・YKK APから、ベランダにつけるサンルーム(テラス囲い)をエクステリアのプロが徹底比較!
国内で主要なエクステリア(外構)メーカーである、三協アルミ・LIXIL・YKK APから、エクステリアのプロの目線で、ベランダにつけるサンルーム(テラス囲い)を一つずつご紹介します。
ベランダにおすすめサンルーム1「三協アルミ:晴れもようwith」

三協アルミやLIXILなどの大手エクステリアメーカーは、洗濯物を干すことが主な目的のサンルームをテラス囲いという名称で呼んでいます。
『晴れもようwith』は、同シリーズの『晴れもようⅢ』がこの度リニューアルして2019年3月に発売されたばかりの商品で、第13回キッズデザイン賞(子どもたちを産み育てやすいデザイン部門)も受賞しています!
『晴れもようwith』は、テラス囲いをとにかく洗濯物を干すことを大前提に、通称洗濯王子の中村祐一さんともコラボしてメーカーとしてもとても力を入れています。カタログでは、風の流れなどもシミュレーションで分かりやすく解説し、洗濯の仕方から、洗濯物の乾きやすい干し方まで紹介されています。本体カラーはブロンズ、ホワイト、ダークブロンズなど、全6色から選ぶことができ、業界最多です。
『晴れもようwith』の一番の魅力は、何と言ってもプライバシーに配慮した型板ガラスを選択できることです。

洗濯物が外から見えにくいだけでなく、暖かな日差しは遮ることなく、洗濯物を干したり取り込んだりしているときや、中でお子さんが遊んだりするときも、外からの目線を気にすることなく過ごせます。
ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたい方も、お庭につけたい方も、全ての仕様に通気量・換気量がアップするランマと呼ばれる高窓をつけられるのも、『晴れもようwith』の嬉しいポイントです。
また、『晴れもようwith』は、国民病とも呼ばれる花粉対策も万全です。テラス囲いには、とにかく風の通りが大切です。風が通ることで洗濯物が乾くのですが、花粉をつけたくないからとせっかくテラス囲いに洗濯物を干しても外からの風と一緒に花粉がついてしまっては元も子もありません。『晴れもようwith』は、通常の網戸の代わりに、オプションでフィルタードという網目の細かい網戸を選択可能です。

フィルタードは、花粉を約80%以上カットしてくれるだけでなく、紫外線も約60%カットしてくれるので衣類の劣化も和らげてくれるのも嬉しいですね。
また、小さいことですが照明や目隠し用のロールスクリーンをつけられるのも、夜洗濯物を干したい方には嬉しいオプションです。
『晴れもようwith』は、何と言っても洗濯物に特化したサンルーム(テラス囲い)なので、ご自身の選択スタイルに合わせて実に豊富な笹掛け・物干しアイテムから選ぶことができ、その数は業界トップクラスです。便利な上下昇降式物干しは2019年6月に販売されています。
他にも、『晴れもようwith』にはオプションがとにかく充実しているので気になる方は是非カタログをチェックしてみてくださいね。
ベランダにおすすめサンルーム2「LIXIL(リクシル):サニージュ」

『サニージュ』は、ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたいと考えている方なら一度は聞いたことがある商品ではないでしょうか?
『サニージュ』の魅力として、今回はベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたい方向けの記事などで、あまり関係ないかもしれませんが、1階にテラス囲いをつけたい方は、塩ビデッキ・人口木デッキの他にフローリング仕様を選ぶことができる点です。

テラス囲いを洗濯物を干す以外にもお子様の遊び場にしたい方などに嬉しいオプションです。
また、小さなことに思えますが、三協アルミの『晴れもようwith』にはないオプションが『スマート雨樋』です。

せっかく素敵なテラス囲いでも、プラスチック全開の雨樋が意外と目立つんですよね。『スマート雨樋』をつければ、雨樋を柱の中に隠すことで、柱との一体感が出るためテラス囲い全体がスッキリと見えるので是非おススメです。
『サニージュ』にはLIXILの商品らしく、内側の壁にエコカラットプラスを貼ることで湿度をコントロールしたり、ニオイや有害物質を低減したりしてくれるオプションがあります。

私事になりますが、筆者の家はLDKが2階にあって、まさに広くて使い道のないバルコニーが存在します。ベランダをエコカラットプラスつきのサンルームにすれば、洗濯物を干すのはもちろん、子供が遊んだり、ニオイが部屋につくのを気にすることなく焼き肉ができたりと使い道のないバルコニーが大活躍のスペースになるため、私も実際にベランダにサンルーム(テラス囲い)つけたいなと思っている人の一人です。
ベランダにおすすめサンルーム3「YKK AP:ソラリア」
YKK APの『ソラリア』は、2019年に発売されたわりと新しい商品です。

『ソラリア』の魅力は何と言ってもその性能です。
『ソラリア』は、見た目や豊富なオプションなどではなく、「“風”と“雪”に対する強度にこだわり、“音”に対する配慮」を行うことで、何よりも大切な安全面や快適面を得意としています。
三協アルミの『晴れもようwith』や、LIXILの『サニージュ』などでも耐雪に関してはそれぞれ一般地域用・積雪地域用・多積雪地域用とラインアップがあるのですが、耐風圧に関しては大きく記載してありません。『ソラリア』は風速Vo=42m/秒の強風地域でも対応可能で、『晴れもようwith』や『サニージュ』に比べて業界最大の耐風圧を誇ります。強風による屋根のバタつき音を軽減する設計も、とても嬉しい配慮です。

『ソラリア』のもう一つの魅力は、折りたたみ戸にできることです。『晴れもようwith』や『サニージュ』の引き違い窓や、引き戸に比べて圧倒的に開放感を感じられるため、2階や3階からの景色も存分に楽しめます。もちろん、虫対策用に収納可能な網戸もありますので夏でも安心して全開放できます。
いかがだったでしょうか?今回は、ベランダにサンルーム(テラス囲い)をつけたい方向けに3種類のサンルーム(テラス囲い)をご紹介しました。各メーカー、見た目は似たり寄ったりですが、よく調べてみると少しずつ違う魅力があることが分かりました。この記事を参考に、ご自身のライフスタイルに最適なサンルーム(テラス囲い)を選んでいただければと思います。
どんなサンルーム(テラス囲い)にしようか悩んだら、外構のプロに相談しよう!
数あるサンルーム(テラス囲い)の中からご自身でサンルーム(テラス囲い)を選ぶというのはなかなか難しいと思います。
まずは、ご自身でインターネットやカタログで好みのサンルーム(テラス囲い)をいくつか選んでみましょう。
その後、エクステリアのプロであるエクステリア(外構)専門店に、どのサンルーム(テラス囲い)がご自身のお家に合うのか相談してみてください。その際、家の外観写真やイメージ図、敷地図などの図面があれば、エクステリア専門店のスタッフが、より具体的にアドバイスできると思います。
いかがでしたか?今回はベランダにつけるサンルーム(テラス囲い)についてお話しました。
エクステリア(外構)専門店のライフ・ランドでは、愛知県の三河地区(岡崎市、安城市、刈谷市、豊田市、西尾市など)を中心にエクステリア(外構)工事を行っています。

お客様の要望をお聞きし、最適な商品を無料で御見積させて頂きます。もちろん工事までしっかり手配させて頂きます。弊社ショールームにはサンルーム(テラス囲い)の施工写真やカラーサンプルもご用意しております。ぜひそちらも一度ご覧になり、参考にしてみてください。
ご不明な点などありましたらエクステリア(外構)のスタッフがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。
この記事が、みなさんの素敵なサンルーム(テラス囲い)作りのお役に立てれば幸いです。
ベランダにサンルームを検討したら次はこの記事!テラス屋根・サンルーム(ガーデンルーム)のお役立ち記事
テラス屋根・サンルーム(ガーデンルーム)の施工例
アプローチはスロープ仕上げでバリアフリーに!心と体に優しいモダン外構
「バリアフリーで心と体に優しいモダン外構」施工ポイント 門まわりは、タイルとお花をアクセントに 豊田市の新築外構(エクステリア)の施工事例です。 モザイクタイルをアクセントにしたモダンな門まわり 門袖壁の塗装には『グラニットコートウォール』というアクリルシリコン樹脂系の塗装材を使用しています。施工が早く、また汚れもつきにくいため、お手入れも簡単な仕上塗材です。門袖にはさらに、黒色のモザイクタイルを…
2018年11月18日
庭とお部屋をつなげるガーデンルームが演出するくつろぎ空間
岡崎市の新築外構(エクステリア)の施工事例です。 人気のガーデンルームとウッドデッキを合わせて施工しました。 ガーデンルームは物干しスペースや家族の団らんスペースとして活用できます。 ガーデンルームの扉は折戸パネルになっているので、折りたたむことで内と外がつながる開放的な空間を演出します。 工事データ 施工場所 愛知県岡崎市 外構タイプ 新築外構 外構テイスト ナチュラル外構 工事箇所 ガーデンル…
2018年10月19日
物干しスペースをアップグレード!テラス囲いでワンランク上のお庭へリフォーム
テラス囲いの設置について悩まれていた岡崎市の外構(エクステリア)リフォームの施工事例をご紹介します。 「テラス囲いでワンランク上のお庭へリフォーム」施工ポイント テラス囲い・サンルームで物干しスペースをアップグレード! テラス囲い・サンルームで快適な物干しスペースに 物干しスペースを快適にするために、洗濯物干しに特化したテラス囲い『サニージュ』を施工しました。テラス囲いがあれば、風雨が強い…
2023年07月15日