外構のプロが完全解説!カーポートの台風対策とは

カーポートは強風で飛ぶことも!トラブル防止に台風・暴風対策は必須

台風のシーズンが近づいて来ると、カーポートの台風対策についてお問合せ頂くことが多いです。

せっかく設置したカーポートが、台風時の強風で飛んだり倒れたりしたら、ご自宅や近隣へ損害を与えてしまい大変です。

そこで今回は、外構・エクステリアの業界歴20年以上のプロが、カーポートの台風対策と、知っておくべき台風時のカーポートの正しい知識を完全解説します。

「カーポートの台風対策」の記事を読んでいただきたい方

この記事はこんな方にオススメです。

  • カーポートを検討していて、台風の対策を事前に知っておきたい方
  • すでにカーポートを設置していて、台風が来る前に対策を知りたい方
  • 台風でカーポートの屋根が飛んで被害を受けてしまい、対応策について知りたい方

この記事を読むとわかること

  • カーポートの台風対策まとめ4選
  • 台風時のカーポートの正しい知識

この記事を読めば、カーポート購入前や台風時、台風被害に合ったときの対策について事前に正しい知識を持つことが出来、台風シーズンでも安心です。ぜひ最後までお読み下さい。

カーポートの台風対策まとめ4選

カーポートの台風対策①:耐風圧強度が高いものを選ぶ

カーポートの台風対策として、風に強いカーポートを選ぶことで、強風時にも安心です。

どれくらい風に強いかを比較する指標として、耐風圧強度が使われます。

一般のカーポートは耐風圧強度38m/秒~42m/秒ですが、耐風圧強度の高いカーポートは46m/秒~50m/秒の商品もあり、台風時の突風にも耐えられる設定になっています。

風に強いカーポートを3つご紹介しますので、吹き込みの風が強い場所にお住まいの方や、台風の被害の多い地域の方は必見です。

台風に強いカーポートNo.1:セッパンカーポート

セッパンカーポートなら台風時にも安心

セッパンカーポートは、最も強風に強いカーポートです。

その理由は、屋根材が非常に強度の高いガルバリウム鋼板で造られており、鋼板に穴を空けることが出来るので、直接屋根材とその他の部分をボルトで固定できます。

ところが、一般のカーポートで使われる屋根材のポリカーボネートは、穴を空けると割れやすいため、一般のカーポートはポリカーボネート屋根材をはめ込んで設置します。ここで問題なのが、はめ込んだポリカーボネート屋根材は、強風時に屋根材が抜ける構造になってしまっているという点です。

ここが、ポリカーボネートを使う一般のカーポートと比較して、セッパンカーポートの風に対する強度に大きく差があるポイントです。

また、セッパンカーポートは雪に対する強度も非常に高いため、20cm以上積雪のある地域にお住まいの方は、オススメです。

セッパンカーポートは、間口が広い3台用のカーポートであれば、一般的にポリカーボネート屋根のカーポートより安価となります。

3台用セッパンカーポートのカタログ価格は880,000円~1,600,000円となります。

カーポートの価格の比較ついて詳しく知りたい方はカーポートの値段・工事費用・価格相場を比較!安い購入方法をエクステリア・外構のプロが徹底解説の記事を参考にして下さい。

台風に強いカーポートNo.2:LIXIL(リクシル)/カーポートSC

台風に強いカーポートNo.2:LIXIL(リクシル)/カーポートSC
引用: LIXIL(リクシル)/カーポートSC

屋根材が全てアルミで出来ており、デザイン性の高いスタイリッシュなカーポートです。

アルミの屋根材はビス止め出来るため、耐風圧強度が42m/秒~46m/秒となっています。

セッパンカーポートよりもおしゃれな見た目で、とても人気な商品です。

LIXILのカーポートSCについて詳しく知りたい方はおしゃれなカーポート5選!駐車場が我が家の顔に?!の記事を参考にして下さい。

台風に強いカーポートNo.3:耐風圧強度の高いカーポート

台風に強いカーポートNo.3:耐風圧強度42m/秒の三協アルミのスカイリード

一般のカーポートは耐風圧強度38m/秒~ですが、風の影響を受けやすい場所にお住まいの方は、

耐風圧強度42m/秒以上のカーポートを選ぶのがオススメです。

耐風圧強度42m/秒以上の人気のカーポートは以下の通りです。

  • LIXIL/フーゴ:耐風圧強度42m/秒
  • 三協アルミ/スカイリード:耐風圧強度42m/秒
  • YKKap/エフルージュFIRST:耐風圧強度42m/秒

カーポートの台風対策②:屋根が飛びにくくなる対策をする

カーポートは、オプションを設置することで屋根がとびにくくなる対策をすることが可能です。

各カーポートメーカーでそれぞれ販売している商品が異なるため、一つずつ解説します。

台風時のカーポート屋根飛散対策:LIXIL(リクシル)/屋根材ホルダー

台風時のカーポート屋根飛散対策:LIXIL(リクシル)/屋根材ホルダー
引用: LIXIL(リクシル)/屋根材ホルダー

強風時に屋根材を抜けにくくするオプションパーツの、屋根材ホルダーです。

通常、ポリカーボネート屋根は屋根枠の端と端にはめ込んで設置するため、屋根が抜けやすくなっています。

屋根材ホルダーは、屋根材を抑えて抜けにくくする効果があるため、強風時にも安心です。

屋根材ホルダーの価格は、奥行5m用で8,800円~です。

台風時のカーポート屋根飛散対策:三協アルミ/パネル抜け防止材

台風時のカーポート屋根飛散対策:三協アルミ/パネル抜け防止材
引用:三協アルミ/パネル抜け防止材

屋根材パネルを抑えて抜けにくくする効果があります。

後述する着脱式のサポートセットとセットでの販売で、価格は

着脱式のサポートセット+パネル抜け防止材で間口2.4mが43,800円~です。

台風時のカーポート屋根飛散対策:YKKap/屋根ふき材補強部品

台風時のカーポート屋根飛散対策:YKKap/屋根ふき材補強部品
参考:YKKap/屋根ふき材補強部品

屋根材を抑えて抜けにくく補強する効果があります。

屋根ふき材補強部品の価格は奥行5.1m、間口3.0m用が6,800円~です。

カーポートの台風対策③;屋根の揺れを抑える対策をする

台風時のカーポート屋根飛散対策:着脱式サポート

台風時のカーポート屋根飛散対策:着脱式サポート
参考:着脱式サポート

屋根が飛ぶことよりも、カーポート自体が倒れる方が大事故につながってしまうため、屋根の揺れを防ぐ対策が必要です。

1台用や片流れのカーポートは柱が片側に設置されており、風が吹くとかなり屋根が揺れます。

そこで、設置されている柱と逆側にサポート柱を設置することで、強風時に揺れを抑える対策が出来ます。

使用しないときは設置されている柱にサポートを取り付けておけるので、サポートが邪魔で駐車がしにくいということもありませんし、サポートの置き場所に悩むこともありません。

着脱式サポート2本入り標準柱用27,800円~です。

カーポートの台風対策④;母屋を補強する

台風時のカーポート屋根飛散対策:LIXIL(リクシル)母屋補強材

台風時のカーポート屋根飛散対策:LIXIL(リクシル)母屋補強材
LIXIL(リクシル)母屋補強材

母屋に入れる芯材で、母屋の強度が向上します。

母屋補強材セット2本入り(L=1,500mm)で、4,000円となります。

知っておきたい!台風時のカーポートの正しい知識

カーポートの正しい知識を知っておけば、台風がきても安心して過ごせます。

  1. カーポート設置前
  2. カーポート設置後で台風が来る前
  3. 台風でカーポートの屋根が飛んでしまったら

以上の3つの観点で解説していきます。

カーポートは台風時に屋根が飛びやすい構造になっている

一般に普及しているカーポートは、屋根が飛びやすい構造になっています。

その理由は、屋根材のポリカーボネートが穴を空けると割れやすいため、屋根材を端部にはめ込んで設置しているからです。

そのため、台風時などの突風が来たときは、カーポートの柱や梁が倒れるのを防ぐため、屋根を飛ばして力を分散させる構造になっています。

台風などの天災でカーポートが損傷しても、メーカーの補償の対象外となりますのでご注意下さい。

ポリカーボネート屋根のカーポートの設置を検討されている方は、購入前にこの点を知っておくことでトラブルを防ぐことが出来ます。

ポリカーボネート屋根のカーポートなら台風前に外すことが可能

すでにカーポートを設置している方で、台風接近前に出来る対策として、ポリカーボネート屋根を外すという方法があります。

カーポートの専門業者に依頼する方もいますが、DIYで取り外し作業される方もいます。

もしご自身で取り外し作業されるのであれば、以下の点に注意してください。

  • 高所での作業ですので、必ず脚立を使って下さい。
  • 脚立の天板は、非常に危ないので絶対に載らないよう作業してください。
  • 天板や踏み桟(梯子部分)の側面にすねを当てた状態で使って下さい。
  • ポリカーボネート屋根は割れやすいため、折り曲げないで下さい。
  • 風の強い日は屋根があおられやすいので、作業を中止してください。

DIYに慣れていない方や不安な方は、カーポートの専門業者に依頼しましょう。

台風接近前にフックやボルトを確認しよう

台風接近前のカーポートのチェックポイントとして、使われているフックやボルトのゆるみを確認してください。

フックやボルトは経年劣化でゆるむ場合があるので、この機会にチェックすることをおすすめします。

カーポートの台風対策NG行為3選

カーポートの台風対策NG行為①:屋根にネットをかけて補強する

屋根材飛散防止のために、屋根にネットをかけて補強する方がいらっしゃいますが、非常に危険です。

カーポートは倒れるのを防ぐために屋根材を飛ばす構造になっているので、ネットでそれを抑えると、柱や梁が倒れる原因となる可能性があります。

また、強風でネットが外れて飛ぶという2次被害の可能性も生じます。

屋根材ホルダーを取り付けて屋根材を飛ばないようにし、かつ、着脱式サポートの設置をしてカーポートの揺れや倒れを抑えるというしっかりとした対策を行うことをオススメします。

カーポートの台風対策NG行為②:屋根にテープを貼りつける

カーポートの屋根にテープを貼りつける方もいらっしゃいますが、これもオススメしません。

“カーポートの台風対策NG行為①:屋根にネットをかけて補強する“でお伝えした通り、カーポートは屋根を飛ばして力を分散させる構造になっているので、無理にテープで屋根を固定すると柱と梁の倒壊の危険があります。

カーポートの台風対策NG行為③:屋根に支えの木を設置する

カーポートの屋根に支えの木を設置する方がいらっしゃいますが、非常に危険です。

支えの木の根元をしっかりと固定できないと、強風時に外れてしまい、その支えの木自体が飛ぶ2次災害になる危険があります。

着脱式サポートの工事を行えば、サポート柱の根元部分はフックになっており、しっかりと固定できるので強風でも安心してお使い頂けます。

台風でカーポートの屋根が飛んでしまったら

対策をしていても、想定外の強風でカーポートの屋根が飛んでしまうことがあります。

屋根が飛んだり、柱や梁が損傷してしまったりしたときの対応についても知っておきましょう。

カーポートの台風被害は火災保険が適用される場合あり

火災保険の契約上、風による被害を「風災」、雪による被害を「雪災」といいます。

ご加入の火災保険に風災の補償がついており、台風や豪雨などの自然災害でカーポートが破損したと認められれば補償の対象となります。

ご加入の火災保険に風災の補償がついているか、事前に確認しておきましょう。

カーポートの台風被害で火災保険を申請する注意点

カーポートの台風時の被害状況の写真を撮りましょう

カーポートの台風被害で火災保険を申請する際、被害状況の写真が必要になることが多いです。

屋根が飛んで、家の外壁や大事な愛車が傷ついてしまったら、パニックになってしまうと思いますが、状況写真を撮ることを忘れずに覚えておきましょう。

火災保険はカーポートなどの風災の免責金額20万円の契約が多い

火災保険は風災(カーポートなどの風による被害)の免責金額として、20万円と定められている場合が多いです。

カーポートの修理金額が20万円以上であったとしても、免責金額の20万円を差し引いた金額しか保険会社から支払われません。

例えば、カーポートの修理金額が25万円だったとしても、免責金額が20万円である場合は20万円を差し引いた5万円しかお客様に保険金が支払われないということです。

事前にご加入の免責金額がいくらかも確認しておきましょう。

カーポートの隣地への台風被害は火災保険が適用されない

台風などの自然災害が原因となり、隣地の車や家が被害を受けた場合、原則、加害者側に損害賠償責任は生じません。

つまり法的には、台風でカーポートの屋根が飛んで隣地の方の家や車を傷つけたとしても、被害を受けた隣地の方自身の保険で対応する必要があります。

逆の立場でも同じで、台風で隣地のカーポートの屋根が飛んできてご自宅の車や家が傷ついてしまったとしても、法律的には自身の保険や自己負担金で修繕をする必要があります。

しかし、法律ではそのような仕組みになっていたとしても、お隣さんとの関係が悪化しないよう、修理分を弁償される方が多いです。

火災保険を適用したとしてもほとんどの場合月々の保険支払額は上がりませんので、家を傷つけてしまった場合はお隣の方の保険を使っても免責金額分だけ支払えば済むはずです。

ところが、車を傷つけてしまった場合、火災保険は適用できず車両保険となりますが、この場合等級が下がり、翌年からの保険料が上がってしまいます。

もし弁償するとすれば、保険を使うのか、または全額自己負担金で出すのか、保険を使うとすれば保険料の負担分はどうするのか、など様々な問題があります。

トラブルを避けるためにも、しっかりと話し合いをされることをおすすめします。

安心できるカーポート施工は台風対策の実績豊富なライフ・ランド!

カーポートの台風対策まとめ

いかがでしたか?

今回はカーポートの台風対策として、以下の内容を解説しました。

カーポートの台風対策まとめ4選

  • カーポートの台風対策①:風に強いカーポートを選ぶ
  • カーポートの台風対策②;屋根が飛びにくくなる対策をする
  • カーポートの台風対策③;屋根の揺れを抑える対策をする
  • カーポートの台風対策④;母屋を補強する

台風時のカーポートの正しい知識

  • カーポートは台風時に屋根が飛びやすい構造になっている
  • ポリカーボネート屋根のカーポートなら台風前に外すことが可能
  • 台風接近前にフックやボルトを確認しよう
  • カーポートの台風対策NG行為3選
    • カーポートの台風対策NG行為①:屋根にネットをかけて補強する
    • カーポートの台風対策NG行為②:屋根にテープを貼りつける
    • カーポートの台風対策NG行為③:屋根に支えの木を設置する
  • 台風でカーポートの屋根が飛んでしまったら
    • カーポートの台風被害は火災保険が適用される場合あり
    • カーポートの台風被害で火災保険を申請する注意点
  • カーポートの隣地への台風被害は火災保険が適用されない

今回の記事を最後まで読んで頂けた方は、カーポートの台風対策についてしっかり確認することが出来たと思います。

カーポートの設置を検討している方は、台風が来たときにカーポートでトラブルが起きないよう、しっかり理解した上で信頼出来るカーポート専門店に依頼しましょう。

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この記事が、みなさんの素敵なカーポートの台風対策にお役に立てれば幸いです。

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